北欧の杜公園オートキャンプ場 フリーサイトなどの使用感を解説

この記事では、北欧の杜公園オートキャンプ場について、使用感や利便性、写真映えポイントなどsasa家の独自目線で解説していきます。実際に使用し感じた点など記事にしましたので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

秋田県北秋田市にある北欧の杜公園オートキャンプ場(北欧の杜公園HP)。大館能代空港に近いため、近くまでバイパスが開通していてアクセスも比較的良いです。

周辺には子供が遊ぶことができる公園、車で数分圏内に緊急時の病院(北秋田市民病院)、コンビニLAWSONがあります。10数分ほど車を走らせると市街地に移動することができます。スーパー(マルホンカウボーイ、いとく、イオン)の買い出しだけでなくグルメや温泉(伊勢堂岱温泉 縄文の湯阿仁川あゆっこ温泉)も楽しむことができる安心感のあるキャンプ場です。チェックインはキャンプ場へ直接向かう前に北欧の杜公園総合案内所(パークセンター)にて行います。サイトカードとオートキャンプ場入場ゲートのパスカードが渡されます。その際に50円の温泉割引券をもらうことができます(2024年時点)。

タイトル写真はグループサイトの写真です。2・3家族でも広々と使用できる広さがあります。水辺フリーサイトサイト側から樹々の間に差し込む光がとても綺麗です。夕焼けとなるとなんとも言えない雰囲気に包まれます。


北欧の杜公園オートキャンプ場


写真・左が林間フリーサイト、写真・中央が東側オートサイト(A-3付近)、写真・右が水辺フリーサイトのものです。北欧の杜と銘を打っているだけに美しい樹木、その間から差し込む光がどこか欧州の雰囲気を感じさせます(欧州に行ったことがありませんが・・)。


魅力ポイント


美しい景観もですが、このキャンプ場の最大の魅力と言っても過言でないのは薪を無料で自由に利用できることです。公式サイトでは「数に限りがあるため、不足の際は場内で販売されている有料薪の購入を検討ください」と注意書きがあります。しかし、ハイシーズンでなければ使いきれないほどの量がいつも用意してあります。キャンプ場のご厚意に頭が上がりません。※有料薪は専門店の薪でかなりの高品質です。含水率が低いため、爆ぜず火持がとても良いので購入する価値は十分にあります。

場内設備

炊事場からはお湯も出ますし、ゴミ捨て場(ダンプステーション)もあるため、分別すればゴミを捨てていくこともできます。キャンパーズロッジには洗濯機や乾燥機、コインシャワーもある高規格なキャンプ場です。出入り口ゲートはパスカード制です。

キャンパーズロッジの裏手には芝生広場があります。ロッジでは遊具の無料貸し出しもしているため子供達がここで遊ぶことができるので、ファミリーでキャンプする方にはありがたいです。

さらに場内は2024年からwifiが全サイトで利用可能となりました。これに伴い、オートサイト・グループサイトは全サイトAC電源付きに変更となったようです。以下はキャンプ場のサイトマップですが、一部情報が古いため注意してください。

冬期間中のオープンしているキャンプ場はこちらではありませんので注意してください。

北欧の杜公園HP

予約


キャンプ場予約サイトなっぷを通して予約が可能です。決済は基本的にオンラインクレジットカード決済になります。Web環境がない方は電話でも予約することができます。オート区画は基本的にキャンプ場側で使用場所を決定します。しかし、オンライン予約時の備考欄や受付確認で希望の区画を伝え、空いていれば柔軟に対応して頂けることもあります。

サイトが空いていれば当日の飛び込みでもOKです。土日は予約でいっぱいなこともありますが、平日はほぼ予約なしでも大丈夫だと思います。

※決済はチェックアウト日の翌日以降、もしくはキャンセル確定以降にされるようなので注意が必要です。


オートサイト


全27区画(うち5区画はグループサイト)、芝生サイトです。全区画AC電源を完備しています。芝生サイトと書いてありますが、サイトによっては芝生より砂や土の面積の割合が大きいサイトもあります。通常のオートサイトは大きい車でなければ、サイト入り口部分からサイト奥まで車を3台縦列駐車できる広さがあります。3台駐車した状態で大きめのタープを設営し、ソロ用テントを3〜4つ設営しても大丈夫でした。

オートサイトは区画ごとの使用のため、予約していれば早く来た方に場所をおさえられてしまう心配がありません。ゆるりとキャンプインしたい方におすすめできます。また、オートサイトそれぞれの間にはサイトを仕切るように樹が植えられており、お隣のサイトをあまり意識しないで済みます。程よいプライベート感があるのも良い点です。ペット可であるのも嬉しいポイントです。薪や灰捨て場、トイレがある炊事棟に近く、コインシャワーやランドリー・乾燥機があるキャンパーズロッジにも近いなど利便性も高いです。

あえて気になる点を挙げるなら高規格故に、料金が高いことくらいでしょうか。しかし、お湯が使えて、薪も自由に使えて、ゴミも捨てられる。そんなキャンプ場に感謝の意を示すくらいの気持ちでいれば気にならない料金かもしれません。

料金 ※2024年時点

オートサイト 人数:10名まで
宿泊4900円
チェックイン:13:00〜
チェックアウト:〜11:00
        
日帰り1500円 
チェックイン:10:00〜
チェックアウト:〜16:00

グループサイト 人数:20名まで 
宿泊9800円
チェックイン:13:00〜
チェックアウト:〜11:00

日帰り:3000円
チェックイン:10:00〜
チェックアウト:〜16:00


フリーサイト


水辺フリーサイト

沼に面した水辺フリーサイト(テント8張、駐車場8台まで)。水辺サイトからは隣接する沼とその奥に北秋田市民病院が見えます。写真はありませんが、沼のある開けた方が西であるため、天気のいい日には綺麗な夕日を望むことができます。サイト入り口の左側に、砂利が敷かれた駐車スペースがあるので、そこに駐車し荷物をサイト内に運搬しなければならないです。サイトはそれなりに広さがあるので、入り口には運搬用の荷車が置いてあります。オートサイトと違い、ペット連れは不可です。

水辺サイトと言いつつ、林間要素もあります。

水辺フリーサイトはテント8張りまでとなっていますが、余裕を持って張れるほど十分なスペースがあります。そのためsasa家はグループキャンプなどで使用することが多いです。ただ、フリーサイトなので駐車場と場所取りは早いもの勝ちです。駐車場はサイトに近い奥側は混むとすぐに埋まってしまい、手前側に駐車すると若干ですが荷物の運搬が大変です。

水辺サイトは全体的に傾斜があり、平らな所が少ない欠点があります。またサイト中央は土が剥き出しになっている部分が多く、雨が降るとそこに水が流れる様になっているため、設営は避けた方が無難だと思われます。

さらに水辺サイトは炊事棟やキャンパーズロッジから最も遠いサイトです。場内をその都度、車で移動する方は良いですが、歩いて移動すると思った以上に距離があってこれが地味に疲れます。そのため水辺サイトは安い料金でキャンプがしたい方におすすめのサイトと言えるかもしれません。


林間フリーサイト

樹々に囲まれた林間フリーサイト(テント8張、駐車場8台まで)。天気の良い日には木々の間から美しい陽光が差し込みます。木の枝が密集しているので、晴れている日はタープなしでも快適に過ごすことができます。心なしか木々が防風林の役割も果たしているのか、焚火をしている際の煙があまり気にならないです。駐車場は順路通りにオートサイト側から入ると、道路に沿って右側に砂利が敷かれたスペースがあります。そこに駐車し荷物をサイト内に運搬します。水辺フリーサイトより駐車スペースに近いところもあるため、荷物の運搬はそこまで大変ではないです。ペット連れは不可となっています。

林間フリーサイトもテント8張りまでとなっていますが、余裕を持って張れる十分なスペースがあります。フリーサイトなので駐車場と場所取りは早いもの勝ちです。林間フリーサイトは水辺フリーサイトより整地されている印象で、平らなところが多いです。取る場所によりますがオートサイト同様に炊事棟が近いため、薪の利用やトイレにすぐ行くことが出来ます。景観は綺麗なうえにオートサイトの利便性とフリーサイトの料金の安さをどちらも取ることができるのが魅力だと思います。

その利便性を得るためには場所取りが重要になります。あまり教えたくはないですが、基本的には炊事棟に近い辺りが良いかと思います。これは裏技的な使用方法ですが、ここぞというと時には宿泊プランに早くからチェックインできるデイキャンプを追加するという方法もあります。前はデイキャンプの料金が安く、この裏技も使いやすかったのですが、じわじわと利用料金はあがってきています。

料金 ※2024年時点

水辺フリーサイト 1予約につきテント1張り
宿泊1300円
チェックイン:13:00〜
チェックアウト:〜11:00
          
日帰り1100円
チェックイン:10:00〜
チェックアウト:〜16:00

林間フリーサイト 1予約につきテント1張り
宿泊1300円
チェックイン:13:00〜
チェックアウト:〜11:00
         
日帰り1100円
チェックイン:10:00〜
チェックアウト:〜16:00


終わりに


北欧の杜公園オートキャンプ場は、キャンプの初心者から上級者まで楽しむことができるとても良いキャンプ場だと思います。利用者の目線に立ち、日々アップデートされているのも嬉しい点です。ここ数年は利用者の声に応えるように冬キャンプを会場、2024年にはまた新たな利用スペースが使用できるようになるとか、ならないとか・・・

秋田に訪れた際は是非、利用してみてください!

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この記事を書いた人
lessismore-blog

秋田で田舎暮らし SASA夫婦
夫SASA : メディア露出が増えてきた、こだわりの強いブラックキャンパー 
妻AKI : 愛車のタンドラと愛犬に狂う

Less Is More は「より少なく、しかし良く」という意味。Less Is Moreの考え方に基づいた趣味や暮らしのこと、その考え方や価値観などを発信。趣味メインの雑記ブログ。

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