
こんな悩みを抱えていませんか?
あなたに、ぜひ知ってほしい究極のテントがあります。
それが、スウェーデンの老舗テントメーカー・ヒルバーグ(Hilleberg)が誇る「アトラス(Atlas)」です。
ヒルバーグ・アトラスは、圧倒的な広大な居住空間、そしてヒルバーグ独自の最高峰の堅牢性で、世界中の冒険家、探検隊、そしてプロのキャンパーから絶大な信頼を得ています。
単なるテントの枠を超え、まさに移動可能なベースキャンプ基地として機能する存在です。
この記事では、ヒルバーグ・アトラスの魅力を徹底的にレビュー!
気になる価格の妥当性、設営の難易度、収容人数、冬キャンプでの使用感、そしてインナーテントやコネクターの活用法まで、アトラスが提供する唯一無二の価値を深掘りします。

ヒルバーグテントにおけるアトラスの位置付け|「ブルーレーベル」

※間に挟まれているのは、ヒルバーグ・スタイカです。
ヒルバーグのテントには、強度や適応環境を示す「レーベルシステム」が採用されており、「レッドレーベル」「ブラックレーベル」「イエローレーベル」「ブルーレーベル」の4つがあります。
アトラスはヒルバーグの大型シェルターの中でも、最上級の堅牢性と多様な拡張性を持つ「ブルーレーベル」に属します。
ブルーレーベルは、ヒルバーグのテントの中でも、非常に高い強度と耐久性を持ちながら、個別の用途や拡張性に特化したモデル

アトラスは、他のヒルバーグテントにはない、多数の拡張アイテムがあります。

バリエーションが豊富なのは嬉しいけど、とても高価で、なかなか手に入らない..
特に広大な空間を必要とするベースキャンプや、多人数での使用、過酷な環境下での長期滞在を想定して設計されています
ヒルバーグ・アトラスのカラーラインナップ
現行カラー
アトラスはサンド、レッド、グリーンの3色のラインナップとなっています。
旧カラーと限定?カラー
SASAは旧カラーの実物は、まだグリーンしか見たことがありません。
インナーテントの見出しの写真が、旧グリーンカラーのアトラスです。
その他にも旧バーガンディカラーや、2025年に発表されたホワイト、軍仕様のミルスペック(タクティカル)などのカラーラインナップが確認されています。

ホワイトは情報が少ない。台湾で販売されたみたいだけど、今はその情報ページも削除されてしまっています..
ヒルバーグ・アトラスの仕様・性能

項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 室内最大高/200cm 広さ/15.5㎡ 収納時:約縦57×横46×厚み25cm |
重量 | 10.5kg |
材質 | アウターテント 25kg引裂強度を持つKerlon2500 ポール DAC社の Featherlite NSL 12mmポール |
収容人数 | 8〜10人(最大12人まで対応) |
ヒルバーグのテントで使用されているシリコンコーティングを施したkerlon(ケルロン、通称:シルナイロン)のアウターテント生地は軽く、超が付くほど頑丈です。
一般的なポリウレタンコーティングのテント生地が2~3kgに対し、アトラスのテント生地は25kg!
ポリウレタンコーティングの耐用年数が一般的に3・4年と言われているのに対し、シリコンコーティングされているヒルバーグテント生地は加水分解に強く、耐用年数は10年程度と言われています。

強風でテントが裂けたと言う話は何度か聞いたことはあるけど、ヒルバーグテントが裂けたという話は聞いたことがないです

ヒルバーグテントの中でもアトラスは生地は最高強度!
ヒルバーグ・アトラスの特徴や実際の使用感
まず、アトラスがどのようなシェルターなのか、他にはないその特徴を紹介します。

グループキャンプでは、ほぼ確実に宴開幕になっちゃいますね笑
ヒルバーグ・アトラスの設営・撤収|設営は難しい?大型ならではの注意点
アトラスはその大きさから設営が難しそうに見えますが、ヒルバーグらしい工夫がされており、意外と少ない人数でも設営可能です。

ここまで大型なのに、同サイズ帯のドームテントと比べても、ポールの本数が少く、重量は軽い!唯一無二のテントだと思います。
設営動画|ヒルバーグ公式
設営動画|Orange ※日本でわかりやすいのはこちら
ヒルバーグ・アトラスの居住性|何人まで収容できる?多人数での利用法
アトラスは、広い空間により、8〜10人、最大で12人程度までの大人数を収容できます。
ただし、「どのように利用するか」でその人数は変わります。
シェルターとして多人数で利用する場合

フロアやインナーテントなしでシェルターとして利用する場合、中央にテーブルを置いてダイニングスペースにしたり、簡易的なイベントスペースにしたりと、非常に自由度が高く、大人数が集まって団欒するのに最適です。
ベンチやチェアを並べれば、10人以上でもゆったりと過ごすこともできます。
インナーテントを使用する場合

※写真は旧グリーンアトラス・インナー6、ベスタビュール使用例。
アトラスには、別売りの「インナーテント」を内部に吊り下げて使用できます。例えば、アトラス本体に6人用インナーテントを1つ吊り下げれば、6人分の寝室と、残りのスペースをリビングとして利用できます。
インナーテントは、以下の3種類があります。
◾️ヒルバーグ・アトラス インナーテント 6(6人用)


◾️ヒルバーグ・アトラス インナーテント 8(8人用)


◾️ヒルバーグ・アトラス フロアレスインナーテント
フロアレスインナーテントのサイズは、上記のインナー8と同じですが、グラウンド側になるフロアがないタイプです。
吊り下げ式で、ダブルウォールにするためのアイテムです。
フロアレスインナーテントと、別売りのDETACHABLE FLOORと組み合わせることで、様々なレイアウトや多人数対応もできます。
中央でセパレートできる構造で、セパレート部分はフックで接続可能。
外周部分はバスタブ形状になっています。


インナーテントはヒルバーグ純正のものでなく、別メーカーの自立式インナーテントを使用している方もいます!
ヒルバーグ・アトラス ベスタビュール、コネクター

※写真は現グリーンカラーのアトラス×2、ベスタビュール・コネクター使用例
別売りの「コネクター」を使えば、複数のアトラスを連結して巨大な基地を作ることも可能です。
これにより、アトラス本体にインナーテントを複数吊り下げて、グループ全員が寝室を確保しつつ、中央のスペースを共有リビングにする、といった使い方もできます。

別売りの「ベスタビュール(Vestibule)」を使うことで、出入口部分に「前室」を付けることができます。

ベスタビュールを付けると単に居住性が広がるだけでなく、雨や雪などがリビングに入り込みづらくなるよ!高価だけど、買って損はしないアクセサリー✨




ヒルバーグの生産がベトナムでも始まったらしいけど、ベトナム製のベスタ?は既出のアトラスと「ジッパーのズレ」が生じるようなので注意が必要です

使用上は問題ないみたいだけど、なんとかならないのかな..
ヒルバーグ・アトラスの結露対策は?通気性はどうか?
大型のシェルターは結露しやすいと思われがちですが、アトラスは出入り口と天井部、側面のベンチレーターで換気性能を確保しています。
アトラスだけに限った話ではないですが、ヒルバーグテントは高い機密性のため、他のテントと比べてアウターテントの内側が結露しやすいです。
絞り窓

最強の耐風性・耐雪性|冬キャンプや極限環境への対応力!
ヒルバーグ・アトラスは、冬キャンプでの使用に非常に適しています。
むしろ、その真価を発揮できるのは冬のような厳しい環境と言えるかもしれません。

換気は十分に行いましょう!

天井部のベンチレーション部から煙突を出し、薪ストーブを使用する強者もいます..


晩秋の寒時期でも、アルパカストーブでも十分暖かかったです
撤収・収納サイズは大型
収納サイズはややかさばるため、車キャンプ前提。自転車やバイクの積載は厳しいです..

友人は「どうせ嵩張るなら」と、積載しやすいトランクカーゴボックスにまとめて入れています!


ヒルバーグの他モデルとの比較|アトラス vs ケロンGT
ヒルバーグには大型テントがいくつかありますが、アトラスは拡張性とドーム形状で独自のポジションを確立しています。
項目 | アトラス (Atlas) | ケロンGTシリーズ (Keron GT) |
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
レーベル | ブルーレーベル(Blue Label) | ブラックレーベル(Black Label) |
構造 | 大型ドームシェルター(拡張性あり) | トンネル型テント(大型前室付き) |
収容人数 | シェルターとして8〜12人、インナーテント次第で変化 | 3人用(GTは4人用も) |
前室 | オプションで追加(ベスタビュール) | トンネル型前室(GTは特に広い) |
重量 | 約10.5kg(シェルター本体のみ) | 約4.6kg〜5.5kg |
フライ素材 | Kerlon 2500(超最高強度) | Kerlon 1800(最高強度) |
ポール径 | 12mm(最高強度) | 10mm(最高強度) |
主な特徴 | 立てる広い空間、拡張性、究極のベースキャンプ基地、多用途 | 強靭なトンネル型、大型前室の利便性、軽量性と強度の両立 |
おすすめ用途 | 大人数キャンプ、ベースキャンプ、イベント、厳冬期長期滞在 | 厳冬期登山、長期遠征、少人数グループキャンプ |
価格(定価) | ¥608,300 | ¥363,000 |
ECサイト | Amazon 楽天 Yahoo | Amazon 楽天 Yahoo |
アトラスは、「シェルターとしての広い空間と多機能性」が最大の強みで、インナーテントの有無や数、接続の仕方を自由に選べるため、用途に合わせた柔軟なレイアウトが可能です。
一方、ケロンGTシリーズは、居住スペースと一体となったトンネル型の大型前室が特徴で、テントとしての完成度が高いモデルです。

キャンプスタイルや何を優先するかによって、最適なモデルを選びましょう!

ヒルバーグ・アトラスのメリット・デメリットは?価格は妥当?
ヒルバーグのテント・シェルターは最高峰の品質と価格帯を誇ります。
アトラスも例外ではありませんが、その価格には十分な理由と、それに見合うメリットがあります。
ヒルバーグ・アトラスのメリット・デメリットは?
ヒルバーグ・アトラスの価格は妥当?
ヒルバーグ・アトラスはどこでお得に買える?
日本の正規取扱店であるA&F COUNTRYや、セレクトショップの店頭・オンラインなどで購入が可能です。
楽天やyahoo!などのECサイトは、キャンペーン時などに大きなポイント還元があるため、かなりお得に購入できます。
状態の確認が必要となりますが、メルカリなどのフリマアプリに安く出品されている中古品も狙い目です。
ヒルバーグのテントは人気が高く、値上げが続いており、時期によっては品薄になることも..

見つけたら早めの検討をおすすめします!


ヒルバーグ・アトラスはどんな人におすすめ?
アトラスはすべての人におすすめできるテントではありませんが、以下のようなニーズを持つキャンパーやグループには最高の選択となります。
まとめ|ヒルバーグ・アトラスは「究極の空間と信頼性」を求める人へ

ヒルバーグ・アトラスは、その広い空間と、ヒルバーグ最高峰の堅牢性を兼ね備えた、まさに究極のベースキャンプテントです。
拡張性のある設計により、用途は多岐に渡ります。
機能性を追求し、徹底的に無駄を省いたシルエットは本当に美しいです..
高価ではありますが、その価格は「どんな状況でも最高の安心を提供してくれる信頼性」と「他に類を見ない自由な空間」に対するものです。
アトラスだけに限った話ではないですが、本当に良いものを使っていると同じものを使用している人たちと繋がりを持つ機会に恵まれることもあります。
ヒルバーグ・アトラスは家族や普段の生活、職場以外ではなかなか得られない同じ趣味を持つ人との繋がりを持たせてくれる素敵なプロダクトだと思うのSASA家だけでしょうか?
アトラスと共に、これまでにない壮大なアウトドア体験を計画してみてください!
以上です!最後まで読んで頂きありがとうございました♪

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです
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