
2025年1月11日に、秋田県大館市岩瀬にオープンしたカフェ。少し出遅れてお邪魔してきました。旧羽州街道から田代岳へと続く坂の途中、田代大橋の袂にあります。建物はもともと農作業小屋だそうです。設計はできる限り秋田や東北の建材を利用すべく、北国生活研究所に依頼。外壁は杉皮が利用されており、自然と調和した建物になっています。
小屋をぐるりと囲む緑の庭では、さまざまな山野草や木々に集まる鳥の鳴き声、自然の音を通じて雪国の季節の移ろいを感じることができます。 そんな場所でお茶の香りを楽しみ、好きな本を読みながら過ごす時間は贅沢なひと時になると思います。
お店の情報
・住所
秋田県大館市岩瀬字善知鳥坂15-1
・電話番号
0186-54-6306
・営業時間
10:00-17:00
・定休日
水・木
・駐車場
あり 約5台分
国道7号の交差点に面しています
・決済方法
前払い制
現金、クレジット(タッチ対応)
・ペット
店内は不可
春以降は店外などに検討中とのこと
・wifi
なし
・公式HP等
HASHINOTAMOTO【公式】
Instagram【公式】
外観

建物の外観。2月の大雪後のため、お店に至る道は人ひとりがなんとか通れるくらいの雪道でした。

シンプルでスタイリッシュな入り口。本当に杉皮の外壁です。
店内

入り口から左側の空間。秋田県大館市を拠点とするニットブランド「yourwear」のショップと空間を共有されているそうです。私たちがお邪魔した時は商品はディスプレイされていませんでした。


入り口から右側の空間。カウンターと4人掛けのラウンドテーブルがひとつ、2人掛けのラウンドテーブルがふたつあります(ふたり掛けテーブルのもうひとつは、他の来店者さんが居たため見切れてさせています)。
※撮影はお店の方の許可を得ています。

私たちは景色の良い一番奥のラウンドテーブルを選びました。テーブル上には砂糖が入った瓶や蒸らし時間を測るための砂時計が置いてありました。

席からの景観。大きな一枚張りのガラスから、ありのままの雪景色を愉しむことができます。

一番奥のラウンドテーブルからの撮影した店内。4人掛けのスクエアテーブルがあります。入り口のドアを挟んで左右に1枚張りの大きなガラスがあり、それぞれの席から外の景観を愉しむことができます。
※訪れた際は雪がかなり多く、入り口側は屋根からの落雪のため少し景色が見えづらかったです。
メニュー

とてもシンプルなメニュー表。シンプルな店内のインテリアともマッチしています。

2025年2月の時点のメニュー。季節によりメニューが異なるようです。紅茶(シングル・ブレンド)、コーヒー、チャイ、ミルク、フルーツジュースなどが頂けます。季節のケーキや焼き菓子があり、それぞれ好きなドリンクとセットもできます(拡大してみてね)。
コーヒー豆は秋田県二ツ井町の自家焙煎コーヒー「わんど」の豆
紅茶は神奈川県大磯町を拠点とする「TE HANDEL」の茶葉をセレクト
ケーキは地元・秋田県大館市の「スキマコーヒー」のものを提供されているそうです。
スキマコーヒーさんはオープン日が少なく、入店できても人気のためお菓子が売り切れていることも多いです。スキマコーヒーのケーキを食べたい方にはおすすめです。

私達は紅茶のダージリンとウィリアムソン、バターケーキのレモンクリーム添えをオーダー。紅茶は約2杯分で、テーブルに到着してから蒸らして待ちます。テーブル上にある、砂時計を使用します。

砂時計が落ちたらストレーナー(ちゃこし)で漉してから頂きました。
終わりに

シンプルで洗練された空間とインテリア、店内から外を見れば広がる自然のままの景観。とてもおしゃれなカフェでした。ホームページには、読書も楽しんでほしいと書かれています。今度は本を持っていき、ゆっくりと過ごしてみたいです。
オープン仕立てのため、まだ未定なことも多いようです。虫が多いため、躊躇いがあるようでしたが、春以降はペット同伴OKなテラス席なども検討されているようでした。
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