
こんな疑問を抱えていませんか?
北海道虻田郡洞爺湖町にある「仲洞爺(なかとうや)キャンプ場」は、北海道有数の観光地、洞爺湖の湖畔にある自然豊かなキャンプ場です
湖を望む絶景ロケーションと、温泉併設という魅力的な環境が特徴で、春から秋にかけて多くのキャンパーが訪れます

2025年シーズンは管理業者が変更となり、変更点がたくさんあるので要チェック!
SASA家は2024年9月に北海道キャンプ旅の際に訪れました
秋田県も田沢湖・十和田湖と湖畔キャンプを楽しめる環境はありますが、なんと言ったらいいのか..
スケール感が全然違い、北海道の自然の雄大さに圧倒された記憶があります
この記事では、仲洞爺(なかとうや)キャンプ場について、気になる2025年からの予約方法、料金、混雑状況、湖畔サイトの選び方、施設情報まで、あなたの疑問をすべて解決します
実際に使用し感じたことを記事にしましたので、最後まで読んで頂けると嬉しいです!
洞爺湖 仲洞爺キャンプ場
基本情報
アクセス
魅力ポイント
ポイント1|目の前に広がる「洞爺湖の絶景」

目の前には青色の湖が広がり、中央に鎮座する中島(大島、弁天島、観音島、饅頭島の総称)や、現在も火山活動を続ける有珠山・昭和新山などの山々と相まって自然の雄大さを五感で感じることが出来ます
毎年4月下旬から10月末頃まで「洞爺湖ロングラン花火大会」が毎日開催されおり、キャンプ場から洞爺湖上空に打ち上がった花火も鑑賞できるみたいですよ
ポイント2|キャンプ場隣接!「来夢人の家」ですぐに温泉へ

キャンプ場には温泉施設が徒歩圏内に隣接しており、源泉掛け流しの温泉でキャンプの疲れを癒すことが出来ます
キャンプで汗をかいたのをさっぱりしたり、冷えた体をすぐに温められるのは、このキャンプ場の最大の魅力の一つです
ポイント3|リーズナブルな料金
町営であるため、利用料金はかなり安いです

利用しやすいのも嬉しいポイント!
ポイント4|カヌー・SUPも楽しめる「水辺のアクティビティ」
キャンプ場から直接湖に出ることができ、自分のカヌーやSUPを持ち込んで楽しむキャンパーも多くいます
場内基本情報
予約・料金・チェックイン・アウト
受付方法
サイトマップ


国道132号線から入ると、入り口の看板が見えてきます。右奥にあるのが温泉施設・来夢人の家です
手前に駐車場があるため、初めて来ると来夢人の家が受付棟に見えてしまいましたが、受付棟ではありませんので注意してください
見えている来夢人の家の、左に続く道路を進みます

温泉施設の来夢人の家
中には休憩室と売店もあります

来夢人の家の前の道路を進むと、左奥に交通整理棟の小屋がありました
2025年シーズンよりこちらは廃止となり、第1駐車場へとそのまま進み駐車
第1キャンプ場内の管理棟で受付する仕様に変更されます!

交通整理棟を奥に進むと、第1キャンプ場前に駐車場があります
2輪専用の駐車スペースもあります
ここに停車し、右奥にある管理棟にて説明を受けて、サイトに掲示するプラカードを受け取ります
当日飛び込み利用の方は、管理棟内で受付用紙の記入・決済を行います

上写真から少しだけ進んだところです
駐車場には管理棟前からも入れます

上写真の位置から右を向くと、出口と第1キャンプ場が奥まで広がっているのが見えました

管理棟方向へ進むと第1キャンプ場の入り口が見えてきます

第1キャンプ場入り口に少し入ったところからの管理棟の外観
裏にトイレやゴミ・灰捨て場が集約されています
出典;CARLINX
2025年シーズンは、管理棟での食料品販売はなくなり、来夢人の家での販売になります

北海道限定のインスタント焼きそばを購入したところ、管理人さんがお湯と割り箸を用意してくれた上に、ゴミまで回収してくれました
優しさのスパイスも加わり、うまかったぁ..
【重要】仲洞爺キャンプ場の混雑具合、何時から並ぶ?
2025年シーズンより予約制へ変更!
これまで予約不要で人気が高かったため、週末や連休、夏休み期間は非常に混雑しました
2025年からの予約制移行で、過度な混雑は緩和される可能性がありますが、人気の高さは変わらないため、早期の予約が不可欠です
2024シーズンまでは週末・GW・7月・8月・連休などは、AM8:00〜9:00前に10台以上並ぶこともあったようですが、そこまで早朝から並ぶ必要は幾分なくなりそうです..

予約制になっても良いサイトを取りたい場合、早めに到着する必要がありそう..
体感ではチェックイン時刻の2時間前くらいかな..

公式サイトには、「管理棟での整列開始は11:45、早い時間から並ばないようにご協力をお願いします」ので注意しましょう!
場内サイト おすすめは湖畔!
サイトマップ
出典;北海道キャンプライフ
第1サイト(フリーサイト)
第1サイトは、体感では設営可能なエリアが、第2サイトの3〜4倍の広さがありました
そのため、多少混雑していても湖畔に設営できる可能性が高そうです
車の乗り入れが出来ないため、下写真のようなリヤカーを使用し、キャンプ道具を運びます
管理棟横の入り口から湖畔までは割と奥行きがあるのと、湖畔まで傾斜が続くので荷物の運搬は大変です
一気に運ぼうとすると、重さのため危険ですので注意しましょう!
出典;CARLINX
リヤカーの貸し出しはありますが、数に限りがあるため混雑時は使用できない可能性が高いです
ハイシーズンはキャンピングカートの持参した方が要さそうです

第1サイトの入り口から湖畔方向の写真
湖畔まで傾斜が続いています

上の写真の右奥に見えているサイト
仲洞爺キャンプ場の湖畔サイトは傾斜があるエリアが多いですが、この場所は平らで中島が正面に!
樹々のしげり具合も相まって、とても写真映えしそうな場所でした

トップ画もここで撮影しています。夕陽も中島の右に落ちていくので、絶景ポイントだと予想しています。ここに設営したかった..
ここに設営していた方にお話を聞きました。景色はやはり絶景
ただ、サイトは土と少し大きめな砂利混じりのサイトで薄めのグラウンドシートの上に裸足だと足を痛めてしまうとのこと
厚めのマットやコットを使用した方が良さそうでした

第1サイト川沿いの先端
ここも絶景間違いなし
しかし、入り口から最も遠く、荷物の運搬が大変そうでした

第1サイト川沿いの手前側
平らなところが多いためか、川に沿って設営されている方が多かった印象です

第1サイトのこの辺りからは、湖畔側の傾斜が強いため設営するのに躊躇してしまうほどでした
リビングや寝具の傾きは避けれないレベルです
逆に陸側が平らなところが多い印象でした

景色を取るか、過ごしやすさを取るか..

第1サイト最奥
湖畔は相変わらずの傾斜ですが、樹々が少し開けているため、陸側サイトに設営しても洞爺湖の絶景を見ることが出来ます
ただ、入場口からはなかなかの距離でこちらも荷物の運搬が大変そうです
第2サイト(オートサイト)
第1サイト寄りの湖畔は洞爺湖と中島の景観を望むことができますが、第1サイトから離れた湖畔ほど中島は見えなくなります
車の乗り入れ・ペット可
体感では樹木やその根が多く、意外と設営できる場所が限られている印象です

第2サイトに入ると、左手に陸側のオートサイトが見えてきます
樹々が生い茂り雰囲気がとても良いですが、湖は見えないです

上の写真の位置から右を向くと、湖畔サイトが見えます
湖畔ギリギリまで車を近づけれるので、荷物の運搬はやはり楽だと思います
ただ、湖畔のテントが見えませんね?

これには理由があります
第2サイトの湖畔は平らなサイトですが、湖畔に至る直前は上写真のように段差や強い傾斜があります(写真ではわかりづらいかも・・)
そのため、段差のギリギリ手前まで車を付けて荷物を運搬されている方がほとんどでした

第2サイト湖畔
奥へ行くほどサイトが狭くなり、設営スペースが限られてきます。サイトはほぼ砂利です

第2サイト湖畔からは、ほぼ正面に有珠山・昭和新山を見ることが出来ます
SASA家が訪れた日はなかなかの強風だったので、耐風性が高いケロン4GTをチョイスしました

ケロン設営場所はこの写真の手前です
上写真の位置から右を見ると、有珠山・昭和新山と中島が視界に収まる絶景が魅れます
できれば先端に設営したかったのですが、先端は砂利ではなく大きな岩や石で埋め尽くされていてペグが刺さりそうにありませんでした
風が強くない日であれば、自立式のテントは設営できると思います
先端サイトに至るまで道は樹木やその根が生い茂っていて、傾斜や段差だらけです
車の横付けはまず不可能です。オートサイトとはいえ、駐車可能な場所から少し歩いて荷物を運搬する必要がありますのでご留意ください
キャンピングカーサイト
キャンピングカーやトレーラーハウス専用のサイトで、ペット可です
サイトからは湖などの景色は見えません
RVパーク様ですが、電源設備はありませんのでご留意ください
炊事等やトイレはサイト内になく、第1サイトまで歩いていく必要があります
出典;北海道キャンプライフ
場内設備
ゴミ捨て場

可燃・不燃ゴミなどキャンプ関連ゴミは、ほぼ捨てていくことが出来ます
無料です
灰捨て場
出典;CARLINX
ゴミ捨て場の裏にあります
トイレ

ゴミ捨て場の横には新設されたトイレがあり、とても綺麗です
仲洞爺キャンプ場には第1サイト内にトイレがもう一つあり、少し古いですが綺麗に清掃されています
炊事場

炊事場は第1サイトに4箇所、第2サイトに1箇所あります
お湯は出ません
川

場内には第1サイトと第2サイトを区切るように川が流れています
川はとても綺麗ですぐに降りていけるので、お子さん達の川遊びや暑い日に涼を求める際に最適です
まとめ|利便性と絶景を両立したキャンプ場
仲洞爺湖キャンプ場は、洞爺湖の絶景の湖畔ロケーション、隣接する温泉の組み合わせが魅力のキャンプ場です
2025年からの予約制へ移行し、計画的に利用できるようになり、さらに快適にキャンプができるようになるかもしれません
これらのニーズを持つ方にとって、仲洞爺湖キャンプ場は期待を裏切らないと思います
新しい利用ルールを理解し、準備を万端に、ぜひ最高の思い出を作ってください!

SASA家が訪れた際は、雲の割れ目から中島へ太陽光が降り注ぐ、とても神秘的な光景を目にすることが出来ました
洞爺湖と有珠山・昭和新山などの山々の壮大な景色の前に、自分も含め全てのことがちっぽけ思え、どこか少し悲しさと嬉しさを覚えた記憶があります
これだけの絶景と利便性でありながら、料金がとても安い!
必ず訪れたいキャンプ場の一つです
以上です!最後まで読んでくださりありがとうございました♪
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです
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周辺施設・観光情報
・サイロ展望台:洞爺湖を一望できる絶景スポット。小型ヘリに搭乗できる。お土産や軽食あり。
※併設カフェのソフトクリームが絶品です!
・洞爺温泉 洞爺いこいの家:洞爺湖を一望できるリーズナブルな温泉。
※安いのに、景色が素晴らしい!
・とうや水の駅:洞爺湖の名産品や軽食が楽しめる道の駅。
・レークヒル・ファーム:濃厚なジェラートが人気の牧場カフェ。
・昭和新山・有珠山ロープウェイ:ダイナミックな火山の景色を楽しめる観光スポット。
※ロープウェイに乗る際は山頂辺りは寒いため、その時期の格好に上着1枚追加が良し。
・洞爺湖温泉街:足湯や湖畔の散策が楽しめる温泉街。
北海道の他のキャンプ場もチェック!
洞爺湖・仲洞爺キャンプ場以外にも、北海道内には魅力的なキャンプ場がたくさんあります。
以下の記事もぜひ参考にしてみてください!
COMENTS
チェックインの時間について。
「予約制になっても湖畔サイトを取りたい場合、AM8:00〜9:00前に気合を入れて早めに到着する必要がありそうです」
とありますが、
チェックインは12:00〜17:00であり、
予約サイトなっぷには、
「入場方法:当日は、駐車場に車を停め、管理棟にて受付を済ませてから設営してください。管理棟での整列開始は11:45です。早い時間から並ばないようにご協力をお願いします。
」
とあります。
AM8:00〜9:00前に気合を入れて早めに到着する意味はありませんし、勘違いする人がいると思います。
訂正をお願い致します。
今様
ブログ記事を読んで下さり、貴重なご意見ありがとうございます!
ご指摘頂いた件に関してですが、仲洞爺を含め、美笛などの人気のキャンプ場は予約制です。
早めに到着する意味はないかもしれませんが、実際には平日でもこの時間帯から待機し、良い場所をおさえたい方がいる「現状」があります。
これは昨年の実体験に基づいていますので、その点では「意味」のあることかと認識しています。
もし、2025年に実際に仲洞爺キャンプ場を利用された御経験があれば、「現状」についてご意見を頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
AKI