
絶景を魅られるキャンプがしたい!と思った2025年3月某日..
秋田の北側に住んでいるsasa家は景色の良いキャンプ場を探していました。
3月の北東北は雪解けが進んでおらず、景色の良いキャンプ場はもれなくどこもクローズ。
雪がない所となると太平洋側だと思い調べている時に、神割崎キャンプ場の存在を思い出し、HPを除くと「通年営業」の文字を発見!
周辺の観光地や以前からチェックしていた周辺のグルメを調べ、キャンプ旅の予定を立てました。
友人・知り合いのキャンパーで近い場所に住んでいる方がいたので、Instagramで情報を募りました。
ありがたいことに周辺のおすすめグルメや温泉、神割崎キャンプ場のおすすめサイトだけなく、近場のおすすめキャンプ場まで教えてくれた方まで..
一泊のみの予定でしたが、他にオススメして頂いたキャンプ場も行きたくなり、2泊3日でキャンプ旅を決行することにしました。
キャンプ旅の経験を記録として、記事に残しておきます。どなたかに参考になれば嬉しいです!
事前下調べ・準備
sasa家流・キャンプ旅のポイント!
事前準備の手順について
1.行きたいとチェックしていた絶景キャンプ場やグルメ、観光地をリストアップ
2.行きたい場所をGoogle Mapで東西南北の位置関係を確認
3.自宅から一番遠い場所から、自宅へ戻る方向へ移動するように仮スケジュールを立てる
4.それぞれの定休日・オープン・クローズ時間を確認し、スケジュールを確定する
さすがアテもなく、旅をする時間的余裕はまだありません。
上記のように概ねスケジュールを立てて、現地で他にも行きたいところができたり、利用できないところがあった場合は微調整します。
1日目 海鮮丼を堪能 神割崎キャンプ場へ

出発前日に積載などの準備を済ませ、早く寝ました。
遠征キャンプの際は荷物を減らすためと、キャンプの時短のため、焚火関係の道具は持たないようにしています。
焚火は焚火台だけでなく、焚き火グッズや薪などでかなりスペースを使ってしまうからです。
車内に十分なスペースがあれば、何かトラブルがあっても車中泊することもできます。
sasa家流・キャンプ旅のポイント!
遠征時は、焚き火しない選択もおすすめ!
荷物を極力減らし、最悪の場合、車中泊できるスペースを確保
キャンプ自体の時短にも繋がる
出発は3月21日金曜日AM3:30。
第1目的地である、道の駅・おながわ内にある「お魚いちば・おかせい」の開店時間に間に合わせたいのと、高速道路の深夜割を適応させたいがためです。
途中で休憩を挟みながら約5時間かけ、石巻街へ9:00頃に到着。
sasa家は地元もスーパーでお弁当や食材探しをして現地の雰囲気を楽しむのが好きです。
この日も石巻のスーパー・あいのやを利用してみました。
sasa家流・キャンプ旅のポイント!
キャンプご飯は地元スーパーでの購入もおすすめ!
観光施設と比べ、その土地ならではの食料品が安く買えコスパ◎
買い出しを済ませたら、第1目的地の道の駅・おながわ内にある「お魚いちば・おかせい」へ向かいました。
おかせいの開店時間が10:00からだったので、休憩を挟みながら余裕も持って移動しました。

道の駅・おながわへ到着!早速、お目当てのホタテ丼を頂きに..

入り口はハマテラス側にあり、ここから入りました。
食券機で購入し、丼の到着を待ちます。

嬉しさで叫んでしまいそうになるくらいのホタテのボリューム!身も厚くて、食べ応えもバッチリでした!
幸せ..
食後は散歩がてら、道の駅内を散策しました。

JR女川駅に隣接していて、歩行者スペースはかなり広めに作られています。
左右にたくさんの種類のお店がありました。
食後のコーヒーを飲みたいと思い歩いていると..

マザーポートコーヒーというお店を発見!
店内で飲んでいこうと思ってしましたが、豆の販売もあったのでテイクアウトはせずに豆だけを購入。
コーヒーはキャンプの楽しみにとっておくことにしました。
saas家はコーヒーは好きですが飲み過ぎると、具合が悪くなったり、夜眠れなくなったりします..
1時間ちょっとくらい道の駅で過ごし、今度は1日目のキャンプ地である「神割崎キャンプ場」を目指します。
車をゆっくりと走らせ、1時間しないほどで到着!キャンプ場の看板が見えました。


キャンプ場の入り口。左奥に管理棟が見えます。
まだ12:00で、チェックインまで1時間ほどありました。
事前に調べていたのでチェックインまでの手順はなんとなく把握していましたが、場内の下見もしたいので確認と許可を取るために一度管理棟へ向かいました。
sasa家流・キャンプ旅のポイント!
余裕を持って早めに着くと、整理券がもらえたり、下見もできる場合もある
良いサイトを使用できる可能性UP!

真ん中の階段を昇っていきます。

管理棟内の様子。
これは利用するまで知らなかったのですが、早くきても受付用紙を記入することができ、なんと受付順を決める整理券まで渡されます。
番号は..なんと1番!してやったりでした♪
知らないないで駐車場でぼーっとしてたらやばかった..
このあと、許可をもらってサイトを決めるための下見をさせて頂きました。
第3か第4キャンプ場がいいと聞いていたので、他のサイトも見つつ第3・4キャンプ場を入念にチェックしました。
結果、第3キャンプ場に決定しました。
13:00に一番に受付をして、ようやく設営!

久々に使いたかったケロンを設営..うーん、かっこいい。

大好きな道具達もレイアウトし、リラックスタイムへ!

お昼を少し過ぎてしまいましたが、まずは石巻スーパーあいのやで購入した炙りサーモン弁当を頂きました。
とっても美味しい!

食後はマザーポートコーヒーで購入した豆を挽いてコーヒータイムに。

丁寧にドリップしていきます。
sasa家のコーヒー理論・思考法はこちら↓
コーヒーを飲んで過ごしていたものの、まだ青空リビングではかなり肌寒かったので、早々にケロン内のお籠もりキャンプに変更となりました..
神割崎キャンプ場は太平洋側なので、翌朝の絶景に期待し、早々に眠りにつきました。
そして迎えた朝..
2日目 朝日と海鮮を堪能 気仙沼・大島キャンプ場へ

水平線から登ってくる朝日はまるで紅色のよう..美しい..

しばらくの間、朝日の表情が変化していくの我を忘れてをぼーっと眺めていました。

朝日と海の景観が相まって、コーヒーもとても美味しく感じられました。
神割崎キャンプ場の詳細はこちら↓
AM9:00には撤収を完了し、朝ごはんを「南三陸さんさん商店街」で食べるべく車を走らせます。
20分ほで到着したので、近くにある地元スーパー・ウジエで先に買い出しをすることにしました。
南三陸さんさん商店街に到着したのはAM10:00頃でした。

一部の飲食店はAM9:00〜営業していましたが、他の大多数のお店はAM11:00〜でした。
開いているお店がないか、美味しそうなお店がないか探します。

来る時間が早すぎたのか、ほとんど人が居ません。
もしかした食べれない可能性があるんじゃないかと、消沈していましたがちゃんとありました。

山内鮮魚店の「炙りハラス丼」・蟹汁付き!これがとっても美味しかった!
大体のお店が観光地価格で料金設定が高めでしたが、ここはリーズナブルなメニューが多かったです。
店先で海鮮の焼き物も並んでいるので、オススメです!
食べ終えてお昼に差し掛かってきた時点で、さんさん商店街は激混み..逆にタイミングが良かったかもしれません。
そして、2泊目のキャンプ地である休暇村・気仙沼大島に向かいました。

道中の気仙沼湾横断橋。どうやったらこんな建造物を作れるのか..

受付棟に到着!ちょうど12:00頃に着きましたが、2場面目の到着でした。
下見の許可が出たので、散歩がてら下見をし、13:00にチェックイン!

聞いていた通り、フリーサイトからの景観は絶景!
これは翌朝、絶景が期待できそうです♪
ただ、ここで少し失敗談?を..

実はこのフリーサイトの先には何やら大きな建物が..
あまり前に出過ぎると、視界に人工物が映り込んで景観が損なわれてしまいます。
しかも、駐車スペースからサイトへ昇る階段のようなものがあったため「ここは通路なのかもしれないな」と思い、設営場所をやや階段の後ろ気味に立てていました。
設営が終わった頃に、到着したキャンパーの方が階段を昇ってきて一言「目の前ですけど、ここ張りますよ?」
流石に戦慄してしまいました..他の都市部に近いキャンプ場を利用した時も同様のことがありましたが、少しでもスペースを開けているとねじ込まれてしまう可能性があります。
みんなで使う場所であるため仕方がないことですが、「サイトはギリギリまで前に張る」を肝に銘じておこうと思いました。
この時は、理解ある方で場所を空けたままにしてくださいました。本当にありがたかったです。

キャンプ中は気仙沼湾の景色を見ながら、読書をしたり、ぼーっとしたり、写真撮ったりと好きなことをしてゆっくりと過ごすことができました。

夜はこの日のために取っておいたフルーツワインと、アクアパッツァで乾杯しました。
普段は全くお酒は飲まないsasa家ですが、美味しさと外飯効果もあり、ボトル1本を空けてしまいました。
程よく良いが回ったところで、明日の朝に備えて早めに眠りにつきました。
3日目 朝日と絶景温泉 帰路へ
朝は早めに起床。日の出の時刻予想がAM5:30頃だったので、大体30分くらいに前に起床。
夜中は少し雨が降り、天気は曇り空..これはもしや朝日が見れない可能性も..
寝具を片付けてしまい、あとはゆっくり朝のコーヒーを淹れながら朝日が出てくるのを待ちます。

奇跡的に雲はなくなり、眼前に綺麗な朝日が昇ってくるのを魅ることができました。
2日間連続で、天気にめぐまれ本当に満足度の高い絶景キャンプになりました。
しばし太陽が昇るまで、写真を撮ったり、コーヒーを飲んでゆっくり。
AM10:00頃に撤収を完了。サイトを譲ってくれた方に改めてお礼を言って、キャンプ場を後にしました。
またさんさん商店街方面に南下して、朝ごはんを食べるのと、オススメしてもらった日帰り温泉に向かいます。
前日に買い出しをしたスーパー・ウジエは自家製の弁当やスイーツが置いてあったのをチェック済みでした。
まだマグロを食べてないので、食べたくて最初はさんさん商店街を目指しましたが、マグロ丼などのメニューは安くても3000円前後から..
お得なメニューだとマグロのボリュームが少ないので商店街へは行かずに、ウジエで見つけたマグロ寿司づくしとスイーツを購入。

これで1500円しないくらいだったので、大満足のご飯でした。もちろんとっても美味しい!
そして日帰り温泉のある「南三陸ホテル観洋」へ向かいました。

ホテル観洋は、さんさん商店街や神割崎キャンプ場から比較的近いです。
ロビーだけでなく、温泉や露天風呂の景色は絶景だとか..楽しみです♪
ホテル観洋の日帰り温泉は西と東の2つあり、絶景が魅られるのは東だそうです。
知らずにきたのですが、西はAM11:00〜、東は12:00〜から利用可能でした。
sasa家は11:00に到着したので、ホテルの中を少し見学してお風呂前のベンチで仮眠していました。
12:00頃になるとどんどん人が入ってきて、人気の高さが伺えました。
いざ、温泉へ!流石に温泉内にカメラは持ち込めないので、ホテル横からの景色を代わりに載せておきます。
温泉から見える大パノラマの景色はこれ以上の絶景ですよ!

1時間ほど絶景と温泉を楽しんで、移動とキャンプで疲れた身体はとてもリフレッシュできました。
観洋を後にし帰路に着きますが、帰りにまだ寄ってみたかった場所がまだ2ヶ所あり、1ヶ所目の一関にあるアウトドアショップ「WOOD STOCK」へ向かいました。

1時間ほどで到着。はじめてくるアウトドアショップにワクワクしながら、店内へ。お宝ないかな..
店内の様子は撮影できませんでしたが、薪ストーブスペースがあり、奥では住宅用の薪ストーブの相談・販売もしているようでした。
ショップの利用者さんから委託で、中古のテントなどを陳列している棚が入ってすぐにあります。奥に行くとキャンプ用品やガレージブランドの商品が陳列してあって、商品を実際に手に取って見ることができました。
sasa家は特に欲しいものはないので、見るだけ見てお店を後にしました。
次は気になっていたカフェ・フィッシュマンコーヒーへ向かいました。

こちらのカフェを知ったきっかけは、結婚祝いに後輩がここのコーヒー豆をプレゼントしてくれて、とっても美味しかったからです。
お店の専用駐車場はなく、お店のあるアーケード街に路駐スペースがあるので、そこに駐車します。
お店はアーケード街の一角にあり、店内は割とこじんまり。それでもひっきりなしに人が来ます。
カウンター席が5・6席と、4人くらい座れるテーブル席が1つのみでした。
店内ではコーヒーグッズや自家製の豆の購入ができるようでした。
sasa家は、今月のコーヒーを注文。
お腹がいっぱいで注文しませんでしたが、アフォガードや自家製プリンなどが人気のようでした。

コーヒーはお店の方が一つ一つ丁寧にハンドドリップで淹れていました。
浅煎りの豆のようで、香りを楽しむためにワイングラスでコーヒーが出てきました。
スッキリと爽やかで雑味がなく、オレンジの風味を感じさせる美味しいコーヒーでした。
お土産にドリップパックを購入し、あとはゆっくりと自宅への帰路につきました。
旅を終えて
美味しい海鮮と、天候にも恵まれ素晴らしい海と朝日の景色が楽しめ、本当に満足度の高いキャンプ旅になりました。
こういう体験をすると、「キャンプ沼」はどんどん深くなっていきます。
北・南問わず、まだまだ行きたいところが山ほど..
大好きなキャンプ道具にお金をかけるのも悪くはないですが、こういう体験にお金と時間をかけることは、自身の人生の満足度を上げるうえで重要なことだと再認識しました。
老後や時間ができた時にと、後回しにしてしまうとなかなか「その時」は来ないかもしれません..
思い立ったら即行動!
一度きりの人生を目一杯楽しんでいきましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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最後に
おすすめの温泉・グルメを教えて頂いた@euek.x051と@xavier_tmkさん
他にも良いキャンプ場があるよ!と教えて頂いた@noborugomeさん
写真を撮る視点からおすすめサイトを教えて頂いた@joe_z_sfsgさん
そして、アンケートに答えて頂いた(冷やかし含む笑)みなさんに感謝申し上げます!