【最高峰のテント・ヒルバーグ】人気モデル徹底比較!種類や後悔しない選び方、唯一無二の魅力、メリット・デメリットを解説!

ヒルバーグ・アトラス旧グリーン
Sponsored Links

はじめに|なぜヒルバーグは「究極の選択」?キャンパー憧れの最高峰

キャンプやアウトドアを愛する皆さんなら、一度は耳にしたことがあるはず。「ヒルバーグ」というスウェーデンのテントメーカーの名前を。

究極のテント」「一生モノのギア」と称され、高い機能性、圧倒的な堅牢性、唯一無二のデザインは、世界中のキャンパーや冒険家たちの憧れを集めています。その分、価格も決して安くはありません

「本当にヒルバーグのテントって良いの?」

「高価だけど、その価値はあるの?」

「どのモデルを選べば失敗しないの?」

そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、自分達も実際にヒルバーグのテントを使用し、多くのヒルバーグテントユーザーからお話を聞いてきたSASA家が、ヒルバーグテントの人気モデル(アトラス、ケロン、スタイカ、アラック、ウナ)を徹底的に掘り下げます

各モデルのメリット・デメリットを明確にし、あなたのキャンプスタイルに最適なテントを見つけるための選び方を詳しく解説し、徹底サポートします!

「究極の相棒」ヒルバーグを手に入れて、これからのキャンプライフを最高のものにしましょう!

lessismore-blog

東北の田舎で暮らしている夫婦。
絶景キャンプと暮らしの「経験」を発信。
 
夫SASA|絶景キャンプ,カメラ狂い
キャンプ歴10年以上,シンプル&ブラックキャンパー
 
妻AKI|愛車タンドラと愛犬に狂う
お菓子作りとコーヒー,焚き火,家計管理が好き
 
〈Instagram〉
10万PV/月
 
〈メディア掲載・出演〉
JAFメディアワークス 絶景に泊まる
別冊GOOUT 2020-2024アーカイブ
GOOUT THE CAMP STYLE BOOK vol.21
Youtube|たなちゃんねる
AKT秋田テレビ|THE CAMP
 
絶景とキャンプ、写真が好きで、全力で楽しんでいたら人生が変わりました。自分達の経験がキャンプを始める方や既に楽しんでいる方、そして東北のキャンプが盛り上がる一助になれば!という思いで、サイトを作りました。

lessismore-blogをフォローする

ヒルバーグを選ぶべき理由|「価格」を超える間違いのない価値とは?

ケロンサンド

ヒルバーグテントは決して安価ではありません。しかし、その価格には確かな理由と、それ以上の価値が詰まっています。SASA家が考える、ヒルバーグテントを選ぶべき大きなメリットは以下の3点です。


メリット1|圧倒的な耐候性と堅牢性

ヒルバーグ スタイカ 雪中キャンプ

ヒルバーグテントの最大の特長は、圧倒的な耐候性にあります。

独自素材Kerlon(ケルロン)の強靭さ
引裂強度に優れたケルロン生地は、軽量でありながら信じられないほどの強度を誇ります。強風や豪雨、積雪といった過酷な条件下でも、テントが潰れたり破れたりする心配がほとんどありません

AKI
AKI

どんな強風でも、ヒルバーグのテント生地が裂けたという話は聞いたことがないよ!

SASA
SASA

一般的なポリウレタンコーティングのテント生地が2~3kg/4.4~6.6lb(lbは引裂強度の単位)に対し、ヒルバーグのテント生地は下位グレードでも12kg/26.5lbと4〜6倍以上!

AKI
AKI

ポリウレタンコーティングの耐用年数が一般的に3・4年と言われているのに対し、シリコンコーティングされているヒルバーグテント生地は加水分解に強く、耐用年数は10年程度と言われているよ!

SASA
SASA

友人が、約25年も前に作られたヒルバーグテントを使っているけど、劣化はほとんどなく、縫い目やテント生地から水が沁みて来ることもないってさ✨

選び抜かれたポール:ヒルバーグのポールはHelinox製品を製造しているDAC社製のものが使用されています。一般的なポールより軽く丈夫で、本数は少なくても高い堅牢性を発揮します。

「天候に左右されずにキャンプを楽しみたい」「安心できるシェルターが欲しい」という方にとって、ヒルバーグの堅牢性は最高の安心感を提供してくれます。


メリット2|設営・撤収のしやすさ

頑丈なテントは設営が難しいのでは?」と思うかもしれません。しかし、ヒルバーグテントは、シンプルかつ効率的な設営システムも魅力です。

ポールシステム
モデルにもよりますが、ポールをスリーブに通すだけで設営が完了します。インナーテントは吊り下げ式で一体になっているため、フライシートとインナーテントを同時に立ち上げることが可能です。これにより、雨の日でもインナーテントを濡らさずに設営・撤収ができます。

さらに、別売りのフットプリント(グラウンドシート)も一度付けてしまえば、一体型となります。これによりポールをスリーブに通すだけでアウター・インナー・グラウンドシートの設営が完了してしまうます。

色分けされたポールとスリーブ: ポールとスリーブが色分けされているため、迷うことなくスムーズに設営を進められます。

SASA
SASA

他のテントにはまずないアウター・インナー・グラウンドシートの一体構造!この楽さを経験しちゃうと、もう他のテントに戻れなくなってしまいます..

設営・撤収にかかるストレスが少ないことは、キャンプの満足度を大きく向上させます。これは、経験者ほど実感します。


メリット3|永く使える「一生モノ」の品質とブランド体験

ヒルバーグは、パーツの一つ一つまで徹底的に品質にこだわっています。適切な手入れをすれば、何十年も使い続けることができると言われるほどの耐久性を持っています。

ヒルバーグ・生地シーム処理
出典;hilleberg

縫製方法
すべてのステッチが4枚の生地を通り抜けるので、堅牢さと耐水性が高いです。ヒルバーグのアウターテントには通常のテントにあるシームテープがありません(インナーテントにはあり)。※シームテープは経年で加水分解するため、劣化すると綺麗に取り除き、張り替える必要があります。

ヒルバーグ社のミシンは針の周囲に冷却ジェットを当てることで、摩擦熱で縫い目の穴が大きくなってしまうことを防止しています。他メーカーのシルナイロン製テントと違い、ヒルバーグテントはこの縫い目処理のため、縫い目から水が沁みてきたり・滴るということが一切ありません

手厚いアフターサービス
万が一の修理やパーツ交換も、手厚いサポート体制が整っています。長く使えるからこそ、結果的に高いコストパフォーマンスをもたらします。

所有欲を満たすデザイン
シンプルながらも洗練されたフォルムは、キャンプサイトで唯一無二の存在感を放ち、所有する喜びを与えてくれます。

単なる道具ではなく、「相棒」として長く付き合える価値がヒルバーグにはあります。


ヒルバーグのデメリット|購入前に知っておくべきこと

もちろん、完璧なテントというものはありません。ヒルバーグテントにも、購入前に理解しておくべきデメリットが存在します。


デメリット1|「価格」は高価

最も大きなデメリットは、やはり初期投資としての価格の高さです。一般的なテントと比較すると数倍の価格設定であるため、手軽に購入できるものではありません。しかし、前述の通り、その品質と耐久性からくる長期的なコストパフォーマンスを考慮すれば、決して法外な価格ではないとも言えます。


デメリット2|重量と収納サイズ

特にタフな構造を持つモデルは、その堅牢さゆえに、一般的なテントと比べて重量がかさみ、収納サイズも大きめになる傾向があります。バイクキャンプやUL(ウルトラライト)を追求する登山には不向きなモデルもあります。自分の運搬手段やキャンプスタイルを事前にしっかり考慮し、モデルを選ぶ必要があります。


デメリット3:結露の可能性(シングルウォールモデルなど)

一部のモデル(特にドーム型のスタイカやアラック、ウナなど)は、ダブルウォール構造ですが、厳冬期などの特定の条件下では結露が発生する可能性もあります。これはヒルバーグに限ったことではありませんが、完璧な防露性能を期待すると、条件によっては気になる場合もあるかもしれません。適切なベンチレーションと、寒暖差への理解が重要です。

SASA
SASA

ヒルバーグのテント幕体側面は、地面まで到達しているため機密性が高いです。過酷な環境ではその恩恵は大きいけど、通常の使用では結露しやすいかも..

ヒルバーグ・ウナ3

ヒルバーグテントは、側面の生地が地面にまで及ぶ。


【徹底比較】ヒルバーグ全人気モデル!あなたのスタイルに合うのは?

いよいよ、ヒルバーグの人気モデルを徹底比較します。各モデルの特性を理解し、あなたのキャンプスタイルに最適な「相棒」を見つけましょう。


HILLEBERG ATLAS(アトラス)|究極のベースキャンプシェルター

ヒルバーグ・アトラス旧グリーン

HILLEBERG ATLASのレビュー記事はこちら

タイプ:大型ドーム型シェルター(フロアレス)
人数:8人以上(多人数対応)
レーベル:ブルー

特徴
ヒルバーグのフラッグシップモデル。圧倒的な広さ、堅牢性、耐風性で、基地のような存在感。拡張性に優れていて、別売りのインナーテントやコネクターで拡張可能。

メリット
圧倒的な居住空間:多人数でのグループキャンプや長期滞在に最適。
驚異的な耐風・耐雪性:どんな悪天候下でも揺るがない安心感。
拡張性:アクセサリーで、様々な使い方ができる。

デメリット
非常に高価: ヒルバーグの中でも最高峰の価格帯。
重い・大きい: 設営・運搬には複数人での協力がほぼ必須。
フロアレス: 別途グランドシートやインナーテントが必要。

こんな人におすすめ
大人数でのグループキャンプ、ベースキャンプ設営、ワークショップ、長期滞在など、究極の居住空間と堅牢性を求める方。

ヒルバーグ アトラス の公式サイトはこちら

👇 ヒルバーグ アトラス をチェック 👇


HILLEBERG KERON 4GT(ケロン)|万能のトンネル型テント

ケロン4GT・ブラック

HILLEBERG KERON 4GTのレビュー記事はこちら

タイプ:4シーズン対応トンネル型テント
人数:4人用(4GT)
レーベル:ブラック

特徴
ヒルバーグを代表するトンネル型テント。軽量で設営しやすく、居住性と耐候性のバランスが非常に優れています。GTモデルは広い前室が魅力。

メリット
バランスの取れた性能:居住性、耐候性、軽量性の全てが高水準。
広い前室(GTモデル):荷物置き場や調理スペースとして活用できる。
高い汎用性:登山からファミリーキャンプまで幅広く対応。

デメリット
トンネル型なので設営場所がある程度の広さを必要とする。

こんな人におすすめ
登山、長期縦走、バイクキャンプ、ファミリーキャンプなど、オールシーズン対応でバランスの取れた高性能テントを求める方。

ケロン4GT の公式サイトはこちら

👇 ケロン4GT をチェック 👇


HILLEBERG STAIIKA(スタイカ)|自立式ドームの決定版

ヒルバーグ スタイカ1

HILLEBERG STAIIKAのレビュー記事はこちら

タイプ:4シーズン対応自立型ドームテント
人数:2人用
レーベル:ブラック

特徴
強風に強い自立式ドームの代表格。非常に頑丈なポール構造で、悪天候下でも抜群の安定性を誇ります。設営がシンプルで撤収も容易。

メリット
最高の耐風・耐雪性: どんな場所でも設営可能。
設営のしやすさ: ポールを通すだけで自立するため、ペグダウンなしでも形になる。
堅牢性: 極地での使用にも耐えうる頑丈さ。

デメリット
トンネル型に比べると、同人数で前室がやや狭い傾向。
他のモデルに比べて、やや重い。

こんな人におすすめ
雪山登山、厳冬期のキャンプ、強風地帯でのキャンプ、どこでも設営できる安心感を求めるソロ〜デュオキャンパー。

ヒルバーグ スタイカ の公式サイトはこちら

👇 ヒルバーグ スタイカ の価格をチェック 👇


HILLEBERG ALLAK(アラック)|軽量性と居住性の両立

ヒルバーグ・アラック1

HILLEBERG ALLAKのレビュー記事はこちら

タイプ:4シーズン対応自立型ドームテント
人数:2人用
レーベル:レッド

特徴
スタイカの堅牢性を保ちつつ、軽量化と居住性を追求したモデル。前後に出入り口と前室があり、使い勝手が良いのが特徴。

メリット
軽量ながら高い自立性:登山や移動の多いキャンプに最適。
出入りがしやすい2つの出入り口:快適な動線。
広い前室:荷物置き場や調理スペースとして活用できる。

デメリット
スタイカほどの極限的な耐風性はないが、十分すぎる性能。

こんな人におすすめ
登山、バックパッキング、移動の多いキャンプで、軽量性と快適な居住空間を両立したいデュオキャンパー。

ヒルバーグ アラック2 の公式サイトはこちら

ヒルバーグ アラック3 の公式サイトはこちら

👇 ヒルバーグ アラック をチェック 👇


HILLEBERG UNNA(ウナ)|究極のソロキャンパー用テント

ヒルバーグ・ウナ1

HILLEBERG UNNAのレビュー記事はこちら

タイプ:4シーズン対応自立型スクエアテント
人数:1人用
レーベル:レッド

特徴
ソロキャンプに特化した自立型ドームテント。一人用ながら十分な居住空間と前室があり、極限の耐候性を誇ります。

メリット
ソロテントとしては破格の居住性:広々とした空間。
究極の耐候性:どんな天候でも安心できるソロシェルター。
コンパクト収納:バックパッキングにも対応可能。

デメリット
ソロテントとしては高価。
重量も一般的なソロテントよりは重め。

こんな人におすすめ
ソロキャンプで最高の快適性と安心感を求める方、悪天候でもソロを楽しみたい冒険家、贅沢なソロ空間を追求する方。

ヒルバーグ ウナ の公式サイトはこちら

👇 ヒルバーグ ウナ をチェック 👇


ヒルバーグの賢い選び方|最高峰の一張を見つけるための3ステップ

ここまで各モデルの特性を見てきましたが、実際にどのモデルを選べば良いのか迷う方もいるでしょう。ここでは、ヒルバーグテント選びで失敗しないための3つのステップをご紹介します。


ステップ1|あなたの「キャンプスタイル」を明確にする

人数:ソロ?デュオ?ファミリー?グループ?
時期:オールシーズン?夏メイン?冬キャンプもする?
アクティビティ:登山?バイクキャンプ?車でのオートキャンプ?長期滞在?
重視する点:居住性?耐候性?軽量性?
設営の容易さ

例えば、

「冬のソロ登山で、強風でも確実に設営したい」ならウナやスタイカ

「家族4人で快適に過ごしたいけど、設営は簡単にしたい」ならケロン4GT

「大人数でベースキャンプを構えたい」ならアトラス

というように絞り込めます♪


ステップ2|各モデルの「カラーレーベル」を理解する

ヒルバーグのテントには、強度の違いを示す「カラーレーベル」があります。

ブラックレーベル:極限の耐久性と機能性を追求したモデル(例:アトラス、ケロン、スタイカ)

レッドレーベル:高い強度と軽量性のバランスが取れたモデル(例:アラック)

イエローレーベル:軽量性を重視し、比較的温暖な気候での使用に適したモデル(今回は紹介していませんが、ニロやサイボなど)

ブルーレーベル:極限の耐久性と機能性を追求し、個別の用途や拡張性に特化したモデル

SASA
SASA

雪山や極地での使用を考えているならブラックレーベル、3シーズンキャンプ中心ならレッドレーベルやイエローレーベルも選択肢に入ります。


ステップ3|予算と相談し、最終決定へ

ヒルバーグテントは高価ですが、その価値は十分にあります。しかし、無理のない範囲で最高の選択をすることが重要です。

もし初期費用を抑えたいなら、中古市場を狙うのも一つの手です。

本当に自分に必要なスペックを見極め、オーバースペックなモデルを選んで後悔しないようにしましょう。


まとめ|ヒルバーグは「間違いのない」究極の選択!あなたのキャンプを新たなステージへ

ケロン4GT

ヒルバーグテントは、単なるキャンプギアではありません。

どんな過酷な自然の中でもあなたを守り、最高の思い出を共に創り上げてくれる、まさに「究極の相棒」です。

SASA家もキャンプを始めて長くなります。

本当にキャンプが好きな方たちが、これほどまでにヒルバーグのテントを使っているのを目の当たりにすると、それだけの価値がこのテントにはあるんだと確信させられます。

ヒルバーグだけに限った話ではないですが、本当に良いものを使っていると同じものを使用している人たちと繋がりを持つ機会に恵まれることもあります。

ヒルバーグは家族や普段の生活、職場以外ではなかなか得られない同じ趣味を持つ人との繋がりを持たせてくれる素敵なプロダクトだと思うのSASA家だけでしょうか?

今回ご紹介した各モデルの特性と選び方を参考に、あなたのキャンプスタイルに最適な一幕を見つけてください。

高価だからこそ、後悔のない選択を。

一度手に入れれば、その堅牢性と快適さにきっと感動するはずです。

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

東北の絶景キャンプ場や使用ギアなどについて、主にブログ・Instagram・Xで情報を発信しています

フォロー・シェアして頂けたら励みになります。よろしくお願いします!


▼今回ご紹介したヒルバーグテントの詳細はこちらからチェック!