
「あっちのスーパーの方が10円安いから」と遠くの店まで走り
「電気代がもったいないから」とエアコンを我慢してストレスを溜める。
さらに、「毎日コツコツ数円分のポイントを貯めるポイ活」に、貴重な休憩時間や睡眠時間を削ってまで没頭していませんか?
もちろん、小さな積み重ねも大切です。
しかし、家計管理において最も大切なのは「努力の注ぎどころ」を間違えないことです。
必死にスマホをタップして数ポイントを稼ぐような、日々の変動費をちまちま削る「小さな10の節約」よりも、人生で数回しか訪れない「住居・車・保険」における「1発の大きな節約」を仕留める方が、資産形成のスピードは劇的に加速します。
今回は、20代で貯金ゼロを経験し、現在は毎年100万円以上を貯蓄、俗にいう老後資金の貯蓄が終了した30代夫婦の私たちが実践した、「小さな節約にこだわらず、大きな決断で資産を増やす」という戦略的な家計術を公開します。
節約も投資も「ボリューム」がすべて
資産を増やす数式は非常にシンプルです。
「(収入 - 支出) + (資産 × 運用利回り)」
収入を増やす、あるいは支出を減らすことで、資産形成の速度を上げることができます。
多くの人が「支出を減らす」フェーズで、毎日10ポイント貯めることや、こまめにコンセントを抜くことに心血を注ぎます。
もちろん無駄ではありませんが、精神的な消耗に対して得られるリターンが小さすぎます。
私たちが提唱するのは、「節約のボリュームゾーン」を狙い撃つ戦略です。
10円の節約を100回繰り返す労力と、家や車のコストを一気に100万円浮かせる労力、どちらが人生を大きく変えるでしょうか?
本当にインパクトが大きいのは、住宅ローン、車の買い替え、保険の加入といった「人生の大きな買い物」におけるたった一度の決断です。
この「大きな1発」こそが、その後のあなたの固定支出を数十年間にわたって支配します。
「大きな固定費」で妥協せず本気で取り組めば、日々のスーパーの価格やエアコンの温度設定をいちいち気にする必要はなくなります。
【住まい】家は「資産」ではなく「最高に満足な浪費」

家を「将来売れる資産」と考えて買うと、ハウスメーカーの言いなりになり、不要なオプションを盛り込んだ「ぼったくりハウス」を掴まされがちです。
私たりは、家を「自分たちの人生を豊かにするための浪費」と割り切って購入しました。
だからこそ、一度きりの建築プラン作成時に、満足度を下げずにコストを削る「大きな節約」を徹底しました。
満足度はそのままに100万円単位のコストダウンに成功しました。
これは、日々の電気代を数十年かけて節約するよりも圧倒的に大きな効果を生みます。

実際に生活しても、あれを付けておけば…これをやっておけば…はほとんどありません♪
「なんとなく必要そう」という思い込みを捨てるだけで、住宅ローンの負担は劇的に変わり、とても大きな節約になります。
【車】「新車」にこだわらず、リセールバリューで選ぶ

車を「ただの消耗品」として、なんとなく新車で買い(場合によってはオプション追加やカスタム)、なんとなく下取りに出す。
これではお金がいくらあっても足りません。
もし「車は走ればいい」と割り切れるなら、徹底的に安い中古車を選べばいい。
でも、せっかくなら「好きな車に乗って、かつお金も減らさない」という欲張りな選択肢もあります。
私たちが実践しているのは、「リセールバリュー(売却価格)」を考えた車選びです。

ランドクルーザーのような車種じゃなくても、元々低価格の燃費の良い車も値下がり幅が小さい場合もあるよ!
- 168万円で購入した中古ハイラックスサーフを、6年間たっぷり乗って138万円で売却。
- 結果: 6年間の車体代は実質30万円。月額に直すと約4,000円。

タンドラとサーフ、大きい車は2台も要らないので、私がこだわり抜いて選んだ大好きなタンドラを手元に残すことにしました

好きな車を楽しみながら、サーフの売却資金で次の車を「持ち出しゼロ」で手に入れました✨
「新車だから安心」「みんなが買っているから」という思考を捨て、「いくらで買って、いくらで売れるか」を考えるだけで、車は負債ではなく、あなたの資産形成を助ける強力なツールになります。
【保険】「不安」への支払いをやめ、「未来」へ投資する

かつての私たちは知識がなく、親に言われるまま「貯蓄型医療保険」に入り、営業マンに勧められるまま「個人年金」や「就業不能保険」に加入していました。
しかし、日本の公的保険制度(高額療養費制度など)の充実ぶりを知り、これらをすべて解約しました。
「いざという時の不安」に毎月高いお布施を払うより、自分の手元に現金を残し、それを運用する方が圧倒的に守りは硬くなります。

私たちはお金や制度の勉強をして知識付けたことで、親戚や周囲の人の言動に流されたり、保険の窓口や営業マンのトークに一切惑わされなくなったよ
まとめ 大きな固定費を整えて、日常に「余白」を

私の家計管理のモットーは、「大きいところでは妥協せず、小さいところでは完璧を目指さない」ことです。
- 住宅: 不要なオプションを削り、住宅ローンの総額を抑える。
- 車: リセールバリューの高い中古車を選び、持ち出しを最小化する。
- 保険: 公的制度を理解し、不要な民間保険を断捨離する。
これら「巨大な固定費」さえ最適化できていれば、日々の生活で「10円安い店」を探して走り回る必要はありません。
心に余裕を持ち、浮いたお金で趣味のカメラやキャンプを全力で楽しむ。
それこそが、私たちが理想とする「Less is More(少ないほど、豊か)」な生き方です。
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです
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