
こんにちは、SASA夫婦(@sasabito)です。
東北の豊かな自然の中で夫婦でキャンプを楽しんでいます。
東北や秋田で
「東北で冬でもしっかり雪中キャンプを楽しめる場所はないかな?」
「冷えた体をすぐに温められる、温泉付きのキャンプ場なら最高なんだけど……」
と探していませんか?
秋田県湯沢市、小安峡(おやすきょう)温泉のすぐそばにある「とことん山キャンプ場」は、チェックしておくべき選択肢です。
など、気になっている方もいるのではないでしょうか?
SASA家が利用した実体験をもとに、初めて行く方が知っておきたい情報を網羅してレビューします!
魅力ポイント
1.24時間利用可能な「源泉掛け流し露天風呂」

キャンプ場最大の魅力です。
入浴料はキャンプ料金に含まれており、滞在中は何度でも、24時間好きなタイミングで温泉に浸かれます。
設営後のリフレッシュはもちろん、冬キャンプの厳しい冷え込みも、いつでも露天風呂でリセットできる安心感があります。
2.好みに合わせて選べるサイト+ 宿泊施設

とことん山キャンプ場のサイトは、利便性や雰囲気が異なる3つのエリアに分かれています。
- フリーサイトA〜C: 車は乗り入れできませんが、温泉・場内設備が近く、移動が楽なエリア。
- 区画サイト: 高台にあり、プライベート感を楽しめる広々エリア。
- 宿泊施設: バンガローやコテージ、ツリーハウスが充実。キャンプ初心者や雪中キャンプに自信がない方でも、まずはここからスタートできます。
3.通年営業!本格的な「雪中キャンプ」の聖地

秋田県内でも数少ない、冬期間も休まず営業しているキャンプ場です。
腰まで積もるような圧倒的な積雪量の中で、本格的な雪中キャンプが楽しめます。
「極寒の雪中キャンプ × 熱々の源泉掛け流し温泉」という、ここ以外ではなかなか味わえない究極の組み合わせが可能です。
基本情報
アクセス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車 | ・仙台市から東北自動車道(古川IC)経由 夏場:約2時間、冬場:3時間 ・盛岡市から東北自動車道(須川IC)経由 約2時間10分 ・秋田市から秋田自動車道(須川IC)約1時間40分 ・坂田市から国道344号線、山形市から東北中央自動車道(新庄真室川IC)経由 2時間10分 |
| 最寄りの救急病院 | JA秋田厚生連 雄勝中央病院(車で約40分) |
| 最寄りのスーパー コンビニ | ・セブン-イレブン 湯沢川連町店(車で約30分) ・ローソン 雄勝町店(車で約30分) ・ビフレ 稲川店(車で約25分) ・イオンスーパーセンター湯沢店(車で約40分) |
場内基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゴミ | 可燃ゴミ、缶、ペットボトル、ビン回収可 不燃物(乾電池やライター等)や粗大ごみ等は持ち帰り ※条件付き回収可能(9:00~11:00 受付前にて回収) 缶、ペットボトル(フタ・ラベルは可燃ゴミ)、ビン、段ボール |
| ペット | フリーサイト(持ち込みテント)利用者のみOK リードの着用、糞等の処理、無駄吠えや吠えがかりをさせない その他宿泊施設や建物内(露天風呂やトイレ含む)へ同伴をさせない |
| 花火 | 手持ちのみOK 〜20:00まで |
| 焚き火 | OK 直火禁止 |
| シャワー | 場内に温泉施設あり |
| ランドリースペース | あり、サニタリー棟内 洗濯機200円/1回 |
| 温泉 | 場内に温泉施設あり |
| 電源、EV充電設備 | なし |
| その他 | ・クワイエットタイム … 22:00 ~ 7:00 ・ペグ打ち、花火、スピーカーでの音楽等は〜20:00まで ・木々の損傷や採取禁止 ・アイドリング、発電機などの大きな音の出る機材、カラオケ機材の持ち込みや使用、また無許可での楽器等の演奏禁止 |
場内温泉


営業時間:24時間(清掃時間の8:30~10:30は利用不可)
休館日:なし
コインロッカー100円、ドライヤー1台あり
※日帰り入浴も可能:受付時間10:00〜16:00、大人(中学生以上)500円、小人(小学生)300円

タオル類、石鹸・シャンプーはないので持参必須です

中に入ると、下足箱があり奥が脱衣所です。

洗面台がとドライヤーが一つあります。

洗い場は脱衣所後ろと、一番手前の露天風呂周囲にあります。

妙にシャワーのお湯の温度が高いので、火傷に気をつけてね

一番手前の内湯?も露天風呂になっています。

寒い季節はここの洗い場はとても寒い…

内湯の奥に降りていくと、露天風呂が段々になっています。

紅葉シーズンの日中は、露天風呂から樹々の紅葉が鑑賞できるよ✨
予約、料金、チェックイン・アウト
予約・決済方法
| 方法 | |
|---|---|
| 予約 | 公式HPの予約フォームにて予約 |
| 決済 | 現金、クレジットカード(一括のみ)、電子マネー |

料金、チェックイン・チェックアウト
| 料金プラン | 料金 | チェックイン・チェックアウト |
|---|---|---|
| 利用料 (フリーA・B・C) | 〈宿泊〉 4月:(大人/子供)1,600/600円 5月:(大人/子供)1,800/600円 6月:(大人/子供)1,600/600円 7月:(大人/子供)1,800/600円 8月:(大人/子供)1,800/600円 9月:(大人/子供)1,800/600円 10月:(大人/子供)1,600/600円 11月:(大人/子供)1,300/600円 12月:(大人/子供)1,300/600円 1月:(大人/子供)1,300/600円 2月:(大人/子供)1,300/600円 3月:(大人/子供)1,300/600円 〈日帰り〉 (大人/子供)1,000/600円 | IN:11:00~17:00 OUT:〜12:00 |
| 区画サイト (1区画) | 利用料に+1,000円 | IN:13:00~17:00 OUT:〜11:00 |
| バンガロー (楓・楢) | 〈ハイシーズン〉13,240円 〈レギュラーシーズン〉10,180円 定員:4名 | IN:15:00~17:00 OUT:〜10:00 |
| バンガロー (橡) | 〈ハイシーズン〉16,290円 〈レギュラーシーズン〉13,240円 定員:4名 | 〃 |
| コテージ | 〈ハイシーズン〉19,860円 〈レギュラーシーズン〉16,290円 定員:6名 | 〃 |
| ツリーハウス | 〈ハイシーズン〉6,110円 〈レギュラーシーズン〉5,090円 定員:4名 | 〃 |
✔︎ バンガロー、コテージ、ツリーハウスについて
※1棟1泊あたりの税込料金
※乳幼児も定員1名扱い
※温泉利用料金を含む
受付方法

キャンプ場の出入り口に、大きなリスの看板があるので、その前を通過して坂を登っていきます。

キャンプ場内でリスを見たことがないし、なぜリスなんだろう…謎

道なりに進むと、管理棟とその前に駐車場があります。
駐車場に車を停め、管理棟内で受付と支払いを済ませ、とことん山キャンプ場利用ガイド及び禁止事項ファイル・車用タグを受け取ります。

管理棟から奥へ続く道を進み、サイト選びの開始です。
チェックアウト

チェックアウトの際は、キャンプ場利用ガイド及び禁止事項ファイル・車用タグを、管理棟入り口にある写真のボックスに入れればOKです。
場内サイト
サイトマップ

駐車場

フリーサイトA・B・Cサイト利用者は、こちらの駐車場を利用します。
B・Cサイトのみ設営・撤収時に車の横付けが可能です。
フリーサイトA おすすめサイトあり

サイトAは、道路を挟んで駐車場横にあります。
サイトA内へは、写真左の出入り口か

炊事場前の出入り口から、入ることができます。

サイトAを上部から時計周りに見ていきます

サイトA、上側の出入り口からサイトを見た様子。
外周をぐるっと囲うように通路があります。

少し進んだ位置の様子。
この付近は樹々が少なく、開けているサイトで、大型のテントを設営するのにも適しています。

サイトAを上部奥側から見た様子。

先ほどの位置から、温泉方向に少し進んだ位置からみた様子。
冒頭に紹介した開けたサイトは平らなところが多いですが、温泉寄りのサイトは幾分傾斜があります。

通路を挟んで、林側にも整地されたサイトが3箇所あります。
プライベート感がありますが、駐車場から最も遠いため、運搬が少々大変かもしれません。

とことん山は景観の良い際は少ないですが、紅葉の季節ならAサイトの林側のサイトは割とおすすめです

温泉の右前から、サイト方向を見た様子。
やや傾斜はありますが、温泉に近いためか、この付近を利用される方が多い印象です。

温泉左前からサイト方向を見た様子。
平らなサイトが多く、この付近も比較的に人気のサイトです。
こちらのサイトと先ほどの温泉前のサイトは、温泉があるために人の往来が多いです。

気にしない方は良いですが、静かにキャンプをした方はありおすすめできないです

下側からサイトA内を見た様子。
遊具あり、温泉もすぐのため、ファミリー層におすすめできるサイトです。

交流棟と炊事場周囲にも設営可能なサイトがあります。
このあたりは、利便性を重視したい方におすすめのサイトです。


サイトA内にはウッドデッキサイトがありますが、レンタル(常設)テント用です。

もしかしたら設営できるかもしれませんが、確認したことがありません…実際に設営されている方も見たことがないです
フリーサイトB おすすめサイトあり

上から(山側)上段・中段・下段に分けて見ていきます

道路側からサイトB・上段を見た様子。
砂利が敷かれ、整地されているサイトが3箇所あります。

奥側からサイトB・上段を見た様子。

サイトBは紅葉樹の木が立ち並んでいるため、秋の季節に限りおすすめできるサイトかもしれません

サイトB・中段を道路側から見た様子。
白樺の木付近は景観が良さそうですが、傾斜があります。
土のサイトであるため、雨が降ると傾斜も相まって水が流れ、ぬかるだり滑ったりします。

サイトB・中段を奥から見た様子。
この辺りは平らな芝生のサイトなので、設営しやすいです。

サイトB・下段を道路側から見た様子。
上下で平らな芝生のサイトがあり、設営しやすいです。

青天時は良いですが、雨天・雨天後は水はけが悪い印象で、踏むと地面から水が滲み出してきます
フリーサイトC

サイトCの全景を下から見た様子。

サイトC全景を上から見た様子。

サイトCを横から見た様子。
整地されていて、平らなサイトになっています。

サイト間を仕切るものがなく、人によっては、下側サイトほど上から覗き込まれる感じがするかもしれません

実際に繁忙期に利用した際は、全くプライベート感がなく、ファミリーやグループ向きだと感じたことがあります
区画サイト

区画サイトへは、サニタリー棟前の道路から入ります。

区画サイト全景。
区画サイトを1〜5の順番に載せていきます。

写真ではわかりづらいですが、区画は地面に這わせたローブで区切られています

区画サイト1。

区画サイト2。

区画サイト3。

区画サイト3と4の間には、ローブで通路が設けられています。

区画サイト4。

区画サイト5。

広々とした車が乗り入れできるサイトですが、視界には必ず人工物が入り込んできます
バンガロー


内容が多いため、各バンガローの設備や内観、注意事項は公式HPを参照ください。
コテージ


内容が多いため、各コテージの設備や内観、注意事項は公式HPを参照ください。
ツリーハウス

内容が多いため、ツリーハウスの設備や内観、注意事項は公式HPを参照ください。
場内設備
管理棟 売店
営業時間:8:30~17:00




管理棟内には販売コーナーがあり、飲食料品やキャンプ用品の販売がされています。
レンタル品(キャンプ・レジャー用品)もあります。

| 内容 | |
|---|---|
| レンタル品 | 常設テント(caleman)¥4,000、タープセット¥1,800、ペグ¥300、グリルセット¥1,300 ツインバーナー¥1,000、焚火台¥600、炉¥500、網¥300、鉄板¥300 シュラフ(caleman)¥600、テントマット¥550、テーブル¥600、チェア¥300 調理器具セット¥500、メインランタン¥500、ミニランタン¥200 冬用レンタルスコップ(1泊300円) |
リヤカー置き場(交流棟横)

交流棟の右脇に

リヤカーが数台置かれています。
サニタリー棟

サニタリー棟外観(フリーサイトC・区画サイト寄り)。

サニタリー棟前に汚れモノ(焚火台・BBQグリル・ペグなど)の洗い場があります。

サニタリー棟内の炊事場。お湯が出ます。

洗濯機の設置もあります。



新しくできた設備で、全体的に綺麗です。
トイレ

サイト内トイレの外観(サイトA・B寄り)。

このトイレ横にも以前は炊事場がありましたが、現在は撤去されているようです



少し古さはありますが、全体的に綺麗に清掃されています。
炊事場・灰捨て場

炊事場の外観。

炊事場前に場内唯一の灰捨て場があります。

温水が出ますが、こちらの水のみ飲用不可となっていますのでご注意ください。
ゴミ捨て場

燃えるゴミのみ、管理棟横のプレハブ内に廃棄できます。

缶、ビン、ペットボトル類は管理棟内にあるゴミ箱に、時間限定で(9:00~11:00 受付前にて)回収してくれます。
まとめ

秋田・とことん山キャンプ場は、場内の設備が充実・24時間無料で温泉が利用でき、これほど冬キャンプの条件(雪・温泉・通年営業)が揃った場所はなかなかありません。
本格的な冬キャンプをして見たい方、温泉付きのキャンプ場を利用したい方は、ぜひ一度キャンプ場を訪れてみてください。
以上です!最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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周辺施設・観光情報
・小安峡大噴湯:60mの渓谷の底から熱湯と蒸気が激しく噴き出す絶景スポット。冬は巨大なつらら「しがっこ」が壁一面に現れ、幻想的な光景が見られる。
・川連漆器伝統工芸館:800年の歴史を持つ伝統工芸「川連(かわつら)漆器」の展示販売施設。美しい漆器の鑑賞や、沈金・蒔絵の体験(要予約)が室内で楽しめる。
・稲庭うどん 佐藤養助 総本店:秋田を代表する名店。ツルツルとした喉越しと強いコシが特徴の高級手なびきうどんを堪能できる。「二味(ふたあじ)せいろ」。醤油だれと胡麻味噌だれの両方で楽しめます。
・かえで庵:キャンプ場から車ですぐの距離にある、地元の人気店。皆瀬牛と手打ちそばのセットはボリューム満点。幻のブランド牛「皆瀬牛(みなせぎゅう)」のステーキや牛丼が味わえます。
・栗駒フーズ 工場直売店:温泉熱を利用して低温殺菌した、こだわりの乳製品が人気。手作りソフトクリームは、冬でも車内で食べる人が絶えない人気メニュー。濃厚ながら後味スッキリな牛乳やヨーグルトが評判。
・栗駒山エリア(神の絨毯):山全体が赤・黄・オレンジのパッチワークに染まる光景。9月下旬〜10月中旬が見頃で、登山道を少し歩くだけでも圧倒的な色彩を楽しめる。登山口にある開湯300年の名湯「須川温泉」は、毎分6,000リットルという驚異的な湧出量を誇り、強力な酸性の湯は「五感を刺激する湯」として有名。
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とことん山キャンプ場以外にも、秋田県内には魅力的なキャンプ場がたくさんあります。
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