【要約】The Art of Spending Money アート オブ スペンディング マネー|お金は幸せを支える道具にすぎない

the art of spending money 一度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?

「将来のために貯金や投資を頑張っている。でも、お金を使うとき、なぜか罪悪感や迷いを感じてしまう……」

そんな悩みを持っていませんか?

私たちは「お金の貯め方」や「増やし方」は熱心に学びますが、実は一番難しい「人生を豊かにするお金の使い方」については、誰も教えてくれません。

せっかく稼いだお金が、なんとなくのコンビニ支出や、他人と比較するための「見栄」に消えていくのはもったいないですよね?

「Phychology of Money サイコロジー・オブ・マネー」の著者で、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の元コラムニスト。米国ビジネス編集者・ライター協会 Best in Business賞を二度受賞。ニューヨーク・タイムズ紙Sidney賞受賞されたモーガン・ハウセル氏の続編「The Art of Spending Money 一度きりの人生で「お金」をどう使うべきか?」はいわば「支出の哲学書」です。

一言で言うと「賢いお金の使い方」を教えてくれる本です。

  • お金の使い方のセンスを磨きたい人
  • 後悔しないお金の使い方を知りたい人
  • 何のために働くか、貯金・投資をしているのかわからない人

に、おすすめの1冊。

この記事では、単なる節約術ではなく、あなたの人生の満足度を最大化し、「お金の使い方のセンス」を磨くための本質を凝縮して解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたにとっての「生きたお金の使い方」が明確に見えてくるはずです。

※この本、実はKindle Unlimited対象なので、月額980円が今なら30日間無料で読めます。読み終わったら端末から消すだけなので、モノを増やしたくない人には最適です。

LOGUE OUT AKI

東北の田舎で暮らす夫婦。絶景キャンプと暮らしの「経験」を発信。
 
【掲載・出演メディア】
JAFメディアワークス , 別冊GOOUT , GOOUT ,Youtube|たなちゃんねる, AKT秋田テレビ|THE CAMP, CAMPHACK, CAMPIC…etc
 
妻AKI|愛車タンドラと愛犬に狂う
 
夫SASA|絶景キャンプとカメラ狂う
 
絶景とキャンプ好きで、全力で楽しんでいたら人生が変わりました。私たちの経験がキャンプだけでなく趣味を楽しむ全ての方のヒントに..そして東北のキャンプが盛り上がる一助になればと、サイトを作りました。

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お金の使い方に正解はない

本のタイトルの通り、お金の使い方は「芸術」と言っても過誤ではない。

ある人にとっては「日本酒・新政No.6シリーズ」や「ロレックスの時計」「推し活のグッズ」を買うことが、その人にとって最高のお金の使い方になるかもしれない。

しかし、別の人からしたらそれが無駄遣いに見えることもある。

SASA
SASA

我が家の場合は、キャンプ道具と旅にけっこうなお金をかけているけど、キャンプに興味のない人から高価なキャンプ道具は無価値だもんね…

お金を何に使っても、それで本人が幸せならそれでOKだが、現実には「幸せになれる」と思い込んで購入したのに、逆に不幸になって後で後悔する人も多い。


見栄を張るために消費しないこと

高級車

見栄を張ること…これは誰もが陥りやすい罠で、現代ではSNSなどを通じて24時間「もっと上」「成功」を見せられている。

さらに言えば、これは私たちが生きる「資本主義社会」の弊害で、常に成長し続けること、昨日より今日、今日より明日を「より良く」しようと努力することが無意識に刷り込まれている。

若い時ほど「高級ブランドを持っていれば注目される」と思いがちで、「すごいね」と言われたいし、「センスあるなぁ」と思われたい時はなかっただろうか?

モーガン・ハウセル氏自身も、若い頃は「いつかフェラーリを持ちたい」という大きな夢を持っていたそう。

しかし、「他人によく思われたいから」という理由でお金を使うのはかなりコスパの悪いお金使い方。

「高級車を買った」という興奮は買った瞬間がピークで、数ヶ月すれば当たり前のことになり、数年もすれば「飽き」がきて、もっと注目されるもの・チヤホヤされるものが欲しくなる。

他人から注目・チヤホヤされるモノは流行り廃りがあり、賞味期限が極端に短いことが多い。

そのため、注目され続けるには次から次へと新しいものを買い続けることになる。

高級 時計 見栄

仮に300万円する時計を購入し優越感に浸っていても、すぐ近くに500万円・1000万円する時計を身につけた人が現れると、その優越感は「敗北感」に変わってしまう。

どこまで行っても「上には上がいる」。

他人は人の持ち物なんて大して気にしていないし、期待しているほど尊敬もしてくれない。

他人によく思われたい・注目されたいと何かを買うのはキリがなく、基本勝ち目・ゴールがないゲームである。

このゲームに勝つ唯一の方法は、「プレイするのをやめること」である。

「自分」が心から欲しいモノにはお金はかけても良い

SASA
SASA

見栄ではなく、自分が心から本当に欲しいものなら高級品・ブランド品でも買って良いとSASA家は思います。

著者は購入する前に「購入したものが家族だけ、または誰にも見せられないとしても買うか?」を自問自答することをおすすめしている。

それでも欲しいなら、それは本当に自分がほしいモノである可能性が高い。

逆に「人に見せられないなら買う意味はない」と思うなら、それは本当に欲しいモノではない。

『他人軸』と『自分軸』の見極めが大切である。


ステータスではなく、実用性にお金をかける

車 実用性

お金は『実用性』に使った方が喜びが長続きしやすい。

他人にチヤホヤされるより、自分の生活が楽になるモノを選んだ方が幸せになりやすいのである。

例えば、「高級だけど燃費が悪く、運転に気を遣い、荷室が狭くあまり積載ができない車」より、「それなりのお値段で燃費も良く、運転に気を遣わず、荷室が広くたくさん積載でき車中泊もできる車」を選んだ方が、満足感が長続きしやすい。

もちろん機能性も兼ね備えた高級品やブランドモノもあるが、ステータス重視のモノは「使いにくい」「重い」「実用性に乏しい」など、不便なことが多い。

実用性のあるものは使うたびに「便利だ」「軽い」「ストレスがない」という『快適さ』を毎日体験することができる。

心理学の研究では、「ブランド品の嬉しさは一瞬で慣れるが、使いやすさの快感は長く続きやすい」ことがわかっている。


お金を使うときは期待をしすぎない

せっかくお金を払っても、期待を下回り満足できない可能性がある。

例えば、1泊10万くらいする高級ホテルに泊まったとする。

人生でこれまでにない最高のサービスが受けられるとかなり期待して利用すると、フロントで待たされたり、料理が微妙だったり、部屋に少し不満があるだけで「これが10万円…?」と落胆してしまうのではないだろうか?

これが「期待が幸福を殺す瞬間」である。

著者は「幸福とは期待と現実のギャップで決まる」と述べている。

現実が期待より良ければ感動するし、逆に下回ればガッカリする。

沖縄 ジャングリラ
出典;www.mwt.co.jp

最近では沖縄に新しくできたテーマパーク・ジャングリラが、みんなの期待が大きすぎて実際に行ってみたら、「そこまでじゃなかった」「こんなもん?」と感じた人が多かったと話題になった(過大な広告が原因で可能性が否めないが…)。

逆にジャングリラについての話題を聞いた上で、あまり期待せずに利用した人は「いろいろ言われているけど、実際は面白かった」と感じている人が多いのも事実のようだ。

最初からハードルを上げすぎないことが、お金を使ってきちんと満足感を得るコツである。


今まで使ったことのないコトにお金を使ってみる

自分にとって価値あるお金の使い方を見つけるために、いろんな使い方を試して、合うものだけを残していくという工程が必要だ。

日本食 納豆

「食わず嫌いをやめる」イメージで、例えば納豆。

最初は「ネバネバしていて、臭い」と思ったが、恐る恐る食べてみたら意外と「美味い!」という経験をした人もいるのではないだろうか?

お金の使い方も、これと同じで「使わず嫌い」はもったいない場合もある。

「もっと早くにお金を使っておけばよかった」というモノが見つかる可能性もある。

予算が許す範囲で、できるだけ多くの『お金の使い方』を試してみると良い。

もしかすると、購入したモノがあなたの自信を上げてくれたり、楽しさが広がるかもしれません。

SASA
SASA

SASAの場合は、高いお金を払ってランドクルーザーのような燃費の悪い車なんておかしい…と先入観を持っていましたが、実際に乗ってみると「もっと早くにこういう体験をしていればよかった」と今は感じています。

新しいこと何も試さないことは、人生を満喫するためには良くないことである。

合わないと感じたらすぐに止める・身を引く

サブスク コーヒー定期便 例

我が家はコーヒが好きで、数種類のコーヒー豆の定期便で届くサブスクを利用していました。

コーヒーは好きですが、消費のペースが追いつかず…

定期便の一時停止措置も可能でしたが、「早く飲まなければ」と義務感に駆られたこと。

さらに、市販の安いコーヒー豆でも十分に満足できるため、節約の観点からもサブスクは解約することにしました。

大切なのは「何を買うか」よりも「何が自分にとって必要か」を知ること。

不要とわかれば止める、身を引くことを覚えておく。


お金を貯蓄・投資して経済的な自由を得ることを考える

解放 羽根を伸ばす

高級品を買って周りを感心させるよりも、毎朝目を覚まして『好きなことを、好きな人と、好きなだけできる』…そんな毎日を過ごせることの方がはるかに価値がある。

この世で最も価値のあるものは『自由』。

と聞くと、よく「数億円のお金がないと自由になれないんだから、月に数万貯金したところで人生なんて変わらない」と嘆いたり、他人事のように笑う人もいるだろう?

「明日死ぬかもしれないから、今の楽しみを犠牲にするだけ損だ」という人もいる。

しかし、たとえ3万円でも貯金ができれば、その分「自由のチケット」が1枚手に入るイメージをしてほしい。

例えば、「1年間嫌な職場から離れるチケット」「半年間は働かなくても済むチケット」「嫌なパートナーと別れて一人で生きていけるチケット」などだ。

貯蓄をするたびに『選択肢』というカードが少しずつ増えていく。

そもそもお金がないと、切れるカードがないため、ずっと急かされ流され、嫌なことも「嫌」とも言えず、嫌いな相手とやりたくもないことを続けさせられることになる。

そんな「自分で自分のことを選べない人生」は一種の貧困である。

どんなに高級なファッションに身を包み、高級車に乗っていても、自分の時間を自由に使えないならそれは『豊か』とは言えない

お金でモノ買うことは悪いことではない。

『お金を貯めて、自由な時間を買う』という選択肢もしっかりと持っておこう。

時間は有限で、後から決して買い戻すことができないモノである。


たまに贅沢するくらいが良い

お金を使って満足したいのであれば、覚えておくべきことが一つある。

それは「どんな贅沢でも、毎日続けるとすぐに慣れてしまう」こと。

高級ホテル 例

例えば高級ホテル。

初日はインテリアや設備・景観にすごい!と感動するかもしれないが、毎日泊まっていると1ヶ月もしないうちに当たり前になり感動しなくなる。

ディズニーランド・USJも毎日行けば飽き、焼肉やうなぎも毎日食べれば飽きるし栄誉も偏る。

この習慣を理解したうえで毎日贅沢をするのではく、「月一でディズニー・USJに行く」「たまに焼肉やうなぎを食べる」など、贅沢や特別な体験を「たまに」入れる程度にする。

そうすることで毎回、新鮮に感じられるようになる。

シンプルで質素な暮らしをしていることで、たまに良いものを手にした時に心から喜ぶことができる。


自分が将来感じるかもしれない後悔を最小化するためにお金を使う

行動学者の第一人者、ダニエル・カーネマンは「お金とうまく付き合うには、将来自分が感じるかもしれない後悔を、ちゃんと想像できることが大事だ」と主張している。

もちろん人により後悔しそうなことは異なる。

自由や老後の安心を得るためにインデックス投資を買う、旅、婚活にお金を使うことが、数年後とか数十年後に「これをやっておけばよかった」という後悔を防ぐ場合もある。

多くの高齢者を見ていると、将来感じるかもしれない不安を想像することは難しいかもしれない。

キャンプ 初心者 チェックリスト

想像するには、一度「自分はどんな人生を送りたいか」を紙や携帯のメモなどに書き出してみると良い。

そのうえで「このままだと、将来どんな後悔をしそうか?」を考えてみる。

そして、その後悔を少しでも減らせる方向にお金を使って行くと良い。


お金で買えないものを守るためにお金を使う

心理学者のカール・ユングは「人を幸せにするものは何か?」という問いに、こう主張している。

  • 心と体が健康であること
  • 良好な人間関係
  • 芸術や自然の美しさを味わえること
  • やりがいのある仕事
  • 人生の浮き沈みに向く会える考え方を持っていること

の五つを挙げている。

幸せの条件に「お金」そのものは出てこない。

お金は「幸せの材料」になっても「幸せそのもの」ではないのである

お金があれば幸せになれるのではないか?

これは一部正しく、多くの研究でも証明されており、もちろんなりやすい。

大きな家を買えば、幸せになれるかもしれない。

しかしそれは「家」という箱が幸せそのものではなく、家族と快適に暮らせたり、友達を呼びやすくなるならではないだろうか?

もし人間関係がゼロならどんな豪邸に住んでも虚しいし、不健康であればお金がいくらあろうと楽しめない。

どれだけ自由な時間があってもやりがいや楽しみがなければ退屈で苦しくなる。

自由 幸福 健康 自然

結局、幸せの中心にあるのは「健康」「人とのつながり」「やりがい」「自然や美しさを感じる心」であって、お金はそれらを支えるための道具にすぎない

だからこそ、健康を守るために人間ドックに毎年行く、ジムに通う、食べ物に気を付けるとか、人間関係を維持するために友達とご飯にいくとか、キャンプや登山に行き景色や自然に心を動かすなども意識した方が良い。


まとめ

本書が教えてくれるのは、テクニックではなく「自分自身の価値観に正直になること」の大切さです。

  • お金の使い方に正解はない
  • 見栄を張るために消費しないこと
  • 『実用性』にお金を使った方が、喜びが長続きしやすい
  • お金を使うときは期待しすぎないこと
  • 使ったことのないコトにお金を使ってみる
  • お金を貯蓄・投資して経済的な自由を得ることも考える
  • たまに贅沢するくらいが良い
  • 自分が将来感じるかもしれない後悔を最小化するためにお金を使うこと
  • 健康や人間関係、やりがいなどお金で買えないものを守るためにお金を使う

SASA家もたくさんの本を読む中で一番大切なものは「好きな時に、好きな人と、好きなだけ、好きなことができること」だと痛感しています。

趣味に没頭する時間、友人たちと過ごす時間、やりたいことを好きなタイミングでできることは本当に大切なことです。

そのために健康や人間関係、やりがいのあること、自然を楽しめるキャンプにお金かけ、将来のために貯蓄・投資もしています。

「将来のための貯金」も大切ですが、「今しかできない経験」も同じくらい、あるいはそれ以上に価値がある投資です。

この本は、単なるお金の本ではありません。人生をどう豊かに生きるかという『哲学書』に近い一冊です。

もし、お金の使い方に少しでも不安があるなら、一度手に取ってみてください。

考え方がガラリと変わるはずです。

※この本、実はKindle Unlimited対象なので、月額980円が今なら30日間無料で読めます。読み終わったら端末から消すだけなので、モノを増やしたくない人には最適です。

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終わりに

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