
こんにちは、SASA夫婦(@sasabito)です。
東北の豊かな自然の中で夫婦でキャンプを楽しんでいます。
北海道千歳市美笛にある「美笛(びふえ)キャンプ場」は、支笏湖の湖畔に広がる全面フリーサイトのキャンプ場です。
自然豊かな環境が魅力で、日本屈指の透明度を誇る支笏湖と恵庭岳・風不死岳の山々が目の前に広がる絶景ロケーションで非日常的な時間を過ごすことが出来ます。
春から秋にかけて多くのキャンパーが訪れ、特に湖畔サイトでは、美しい朝焼けや朝靄のかかる湖の幻想的な風景を楽しめます。
など、気になっている方も多いと思います。SASA家も実際に行ってみました!
この記事を読めば、美笛キャンプ場の魅力から、気になる料金や予約方法、混雑状況、施設情報など、あなたの疑問がすべて解決するはず。
最後まで読んで頂けると嬉しいです♪
美笛キャンプ場
基本情報
アクセス
項目 | 内容 |
---|---|
車 | 札幌市・室蘭市から約1時間半(国道453号線経由) 苫小牧市から約45分(国道276号線経由) |
公共交通機関 | なし |
最寄りの救急病院 | 苫小牧市立病院(車で約40分) 千歳市立病院(車で約50分) |
最寄りのスーパー、コンビニ | なし |
※国立公園という性質上、周囲には緊急時に利用できる病院や商業施設はありません。買い出しなどの所用は苫小牧市内や札幌市内など、キャンプ場に向かう前に済ませておくのが無難です。
美笛キャンプ場の魅力ポイント
このキャンプ場を語る上で外せない、特に魅力的なポイントを4つご紹介します。
1.目の前に広がる支笏湖と山々の絶景
最大の魅力は、支笏湖と恵庭岳・風不死岳などの山々が織りなす壮大な景観です。
支笏湖の透明度は日本屈指で、「支笏湖ブルー」とも称されます。天候や時間帯によってブルーやエメラルドグリーンの彩の変化を楽しむことができます。

対岸の左手に恵庭岳、右手に風不死岳を望むことができ、支笏湖と相まって開放感が抜群です。
朝日が右手から昇ってくるため、天気の良い朝は幻想的な支笏湖の風景を堪能することが出来ます。

昼、夕、夜、朝と表情を変える支笏湖と山々の景色はずっと眺めていられます。
2.ファミリーやソロキャンパーでも安心!充実の設備

センターハウス内には売店があり、必要なキャンプ用品や食料品、飲み物などを購入することが出来ます(価格は少し強気)。
シャワールームやランドリースペースもちろん炊事場やトイレ、ゴミ・灰捨て場も完備しており、とても安心感のあるキャンプ場です。

電子レンジや無料の携帯電話充電コーナーまであります。
3.カヌー・SUPも楽しめる「水辺のアクティビティ」

美笛キャンプ場から直接湖に出ることができ、自分のカヌーやSUPを持ち込んで楽しむキャンパーも多くいます。
静かな早朝の湖面を滑る体験は格別です。

キャンプ場ではレンタル品の取り扱いがないため、もしレンタルしたい場合は、周辺のアクティビティ業者を事前に調べて予約することをおすすめします。
4.全面フリーサイト(湖畔のみ車両侵入禁止)
湖畔のみ車両の侵入は禁止ですが、場内は全てフリーサイトです。
通行の妨げにならなければ好きな場所に設営することが出来ます。

美笛キャンプ場の場内基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
ゴミ | 可燃ごみ、不燃ごみ(ビン・缶・PET・ダンボール) |
ペット | OK リード着用 |
花火 | 手持ちのみOK 打上花火、大きな音の出る花火は禁止 |
焚き火 | OK 直火禁止 |
遊泳等 | 禁止、水遊び程度は可 SUP、カヌーOK(ライフジャケット必須) 水上バイク、エンジン付きボートは禁止 |
釣り | 原則禁止 |
シャワー | センターハウス内 ご利用料金100円 /10分間 シャワールーム(8:00am~7:00pm:最終入場6:30pm) |
ランドリースペース | センターハウス内にあり ランドリースペース(8:00am~7:00pm:最終入場6:30pm) |
温泉 | なし ※近隣に日帰り温泉あり、下に記載 |
電源、EV充電設備 | なし |
車両の移動 | 19:00以降、禁止 |
近隣の日帰り温泉
- 支笏湖温泉|休暇村支笏湖 車で10分程度
〈受付時間〉11:00~14:30(受付終了)~15:00まで
〈定休日〉毎週火曜・水曜は休業
〈料金〉大人¥800 小学生¥400 幼児(4歳以上)¥200円
予約・料金・チェックイン、アウト
方法 | |
---|---|
予約 | 【公式HP】よりオンラインで事前予約 ※2025シーズンから当日朝9:00まで予約が可能にまりました。 ※湖畔エリア・森林エリアなどの場所の予約は出来ませんので注意してください(早い者勝ち)。 |
決済 | 現地決済。現金以外にも、以下の決済方法が利用可能です。 |
✔︎ 決済方法一覧
出典;ちとせ美笛キャンプ場【公式HP】
料金、チェックイン・チェックアウト
プラン | 料金 | チェックイン・チェックアウト |
---|---|---|
宿泊・キャンプ | 大人1名:2000円(千歳市民1000円) 小人1名:1000円(千歳市民500円) 未就学児(4歳以上):400円(千歳市民200円) 未就学児(4歳未満):無料 | チェックイン 11:00~19:00 チェックアウト 7:00〜10:00 |
日帰り・デイキャンプ | 大人1名:1000円(千歳市民500円) 小人1名:400円(千歳市民200円) 未就学児(4歳以上):200円(千歳市民100円) 未就学児(4歳未満):無料 | チェックイン 11:00~ チェックアウト 〜19:00 |
※サイトの利用単位は、車1台につき1つの予約が必要。車が2台になる場合は、2つの予約が必要。
※受付時の清算は各車ごと。お車1台につき8名様まで。8名様以上の場合は別途予約が必要。予約サイトのシステム上、予約内容確認画面では1人当たりの利用料金のみの表示。
※人数・車番等は予約サイトでも変更可、当日の窓口でも対応可能。キャンセルは、予約日の前日17時で締切。
受付方法

国道453号線から美笛野営場の看板が見えています(以前は野営場の名残)。
看板の右から入ります。

入り口から進むと支笏湖線の小さな橋があり、それを渡ったあたりが待機場所になります。
キャンプ場の職員の方がチェックイン時刻前になると様子を見にきます。
先頭の方には何かお話されていましたが、SASA家は特に何も話しかけられず。
チェックイン時刻の10分くらい前に先頭の車両が進んだため、それに続く形で入場しました。

待機場所から、キャンプ場ゲートまでは1km近く未舗装路を進みます。
道中の手付かずの自然の景観も美しく、タイミングによっては鹿が走っている姿を見ることも。
入場路だけでなく、場内にも鹿がいます。

入場路(森側)を進むと、ゲートが見えてきます。
二手に分かれてゲート前で停車・降車し、センターハウスの受付と決済をして入場します。
受付時にキャンプ場を出入り・退場する際のカードも受け取ります。
美笛キャンプ場の注意点|混雑状況と対策は?何時から並ぶ?
美笛キャンプ場は人気のキャンプ場で、道内外からキャンパーが訪れます。
SASA家は9月の平日に利用しました。
相当並ぶという事前情報から、流石にこの時間には誰も来てないだろうと予想し、am9時前にはゲートに到着しました。
しかし、すでに1台並んでおり、その後どんどん後ろに車が・・。

1番に並んでいた、よく美笛にくるという地元の方にお話を聞いたところ、休日やハイシーズンの時にはam6時台から数台並ぶとか..ものすごい勢いでサイトが埋まっていくらしいですよ..
美笛キャンプ場のサイト
サイトマップ
出典;ちとせ美笛キャンプ場【公式HP】
湖畔サイト おすすめ!
美笛キャンプ場を利用するのであれば、やはり景観を楽しめる湖畔サイトがおすすめです。
車両の乗り入れは出来ません。

SASA家が設営した場所です。
湖畔前に車止めとして枯れ木が置いてあり、乗り入れできないようになっています。
湖畔サイトはどこからでも支笏湖と山々の絶景が見えるので、どこに設営しても良いでしょう。

重要な注意点が一つ..サイトを設営するなら若干の傾斜はありますが、湖側に寄せて設営した方が良いです。
みんなで利用する場所なのでしょうがないことですが、美笛キャンプ場は人気なため、後から来た人が自身のサイトの目の前やガイロープなどが交錯するほど近い場所にねじ込んできたりします。

SASA家も美笛をよく利用される忠告は受けていましたが、常識的にないだろうと油断していました。設営後にまんまとやられ、嫌な思いをした経験があります..

SASA家が設営した場所から右手は、奥にいくほどサイトが広く、湖畔〜駐車スペースまで奥行きがあります。

右手を最奥まで行ったサイトの様子です。
奥行きがあり、スペースを分けるように枯れ木が置かれています。
グループキャンプに適していそうなサイトでした。

よく利用される方にお話を聞いた所、実際にグループで設営される方が多く、賑やかになりやすいとのことです。

静かにキャンプを楽しみたい方にはあまりおすすめできない場所かもしれません。

SASA家が設営した場所から左手は、奥にいくほどサイトが狭くなっていきます。

少し後ろに下がった位置から左を見ると、このように駐車スペースがサイトに近いです。

駐車スペース〜湖畔まで奥行きが狭いため、中央〜右側のサイトのように後からねじ込まれる心配も少なさそう..

お話を聞いた美笛によく来るという方もこのあたりに設営されおり、一番おすすめできる場所だと思います♪

湖畔サイト左側は写真のように裏に道は付けられていますが、トイレ左横の駐車スペースからサイトまで少々距離があります。
運搬のしやすさを考慮すると、湖畔への車両侵入を防ぐ車止め(マップ左から1〜2番目)あたりが良いかもしれません。

さらに左奥のサイト裏も同様に湖畔に至る道はありますが、傾斜があります。
雨が降ると、この道を雨水が降ってサイトに小さな川ができてしまうようなので注意が必要です。

左最奥サイトの様子です。
このあたりは狭めで、大型テントの設営はスペース的に厳しいかもしれません。
湖畔サイトはほぼ砂のサイトであるため、設営時のペグは長めのものを使うようにしましょう。


オートサイト
景観を考慮すると湖畔がおすすめですが、混雑のため湖畔が取れない場合もあります。
車を横付けでき、場内設備にも近いため、実は湖畔よりも快適に過ごすことが出来ます。

SASA家が設営した場所の真後ろです。
設営できるスペースはかなり広いです。

先ほどの位置から右斜め前のサイトです。
奥にセンターハウスとゲートが見えます。

同じ位置から今度は左斜め前のサイトです。
奥にフリーテントサイト、トイレ、ゴミ捨て場などが見えます。

ゴミ捨て場前から右斜めのサイトです。

サイトマップ一番手前のオートサイトから湖畔側をみた様子です。

サイトマップ左側のオートサイトです。
この辺りもかなり広さがあります。
美笛キャンプ場の場内設備
センターハウス
受付時間7:00am~7:00pm。
入場ゲートのすぐ横にあります。自動販売機は24時間営業。

売店
営業時間/ 8:00am~7:00pm (時間は時期により変更、休業日あり)

売店内の様子。
キャンプ用品や食料・飲料の販売だけでなく、ステッカーやTシャツなど美笛キャンプ場オリジナルグッズなども販売されています。

味付けされた肉類が販売されているので、焼く・煮るだけで食べられます。

アイスやスイーツも売っています。

レトルト食品やお菓子、各種調味料も置いてあります。

BBQ用品も完備。

薪の販売もあります。
シャワー


ランドリースペース

トイレ

場内に3箇所あります。
バリアフリートイレも2箇所設置してあります。

炊事場

場内に2箇所あります。
この他にも給水場所園内に2箇所あります。

足洗い場と汚れ物を洗うための鍋洗い場もありました。
ゴミ集積所

場内に3箇所あります。
可燃・不燃ゴミ、ダンボール、PET、缶、ガス管などほとんど回収してくれます。
灰捨て場

多くのキャンプ場は炊事場の横に設置されていることが多いですが、美笛は場内にポツンとあります。
まとめ|美笛キャンプ場で北海道の大自然を五感で体験!
北海道・美笛キャンプ場は、支笏湖と恵庭岳・風不死岳などの山々が織りなす景観と充実した設備が魅力のキャンプ場です。
これらのニーズを持つ方にとって、美笛キャンプ場は期待を裏切らないキャンプ場です。
北海道の湖畔キャンプ場は全体的に荷物の運搬が少々大変なところがありますが、全面フリーサイトで車で近くまで乗り入れできるため、初心者からベテランまで気軽に利用できます。
車中泊キャンプにも向いています。

SASA家が訪れた際、日中は良い天気でしたが、肝心の夕方と朝は厚い雲でどんよりとしていました。
それでも、雲の隙間からわずかに覗いた朝日の光はとても綺麗でした。
運が良ければ、陽が昇る直前の朝焼けとそれを映した支笏湖の絶景を魅ることが出来ます。
その景色を魅たいので、また絶対リベンジしたいと思います。
以上です!最後まで読んで頂きありがとうございました♪
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです
絶景キャンプ場やキャンプギアについて、ブログ・インスタ・Xで発信中です♪
フォロー・シェアして頂けたら励みになります、よろしくお願いします!
▼ SASA家愛用のキャンプギアはこちら
▼ 【必見!】SASA家流・キャンプや趣味のための家計管理術はこちら
周辺施設・観光情報
・ポロピナイ展望台展望台:支笏湖や樽前山、風不死岳、恵庭岳が一望できる。
・丸駒温泉:支笏湖が一望できる露天風呂が最高。
※サウナも充実し、整いはスペースも露天風呂にあり。温泉好きには超がつくほどおすすめできる。
・モラップキャンプ場:同じ支笏湖畔にある絶景キャンプ場。休日は予約必須。
・マルトマ食堂:メディアも多数取材!名物ホッキカレー。
※かなりボリューミーなので注意!平日の早朝でも並ぶと思われます。
北海道の他のキャンプ場もチェック!
支笏湖・美笛キャンプ場以外にも、北海道内には魅力的なキャンプ場がたくさんあります。
以下の記事もぜひ参考にしてみてください!
▼ 北海道373箇所のキャンプ場を網羅したガイドはこちら

COMENTS