キャンプ寝具の選び方|寝袋・マット・コットの違いと組み合わせ方を徹底解説

キャンプ寝具

キャンプ初心者からよくある質問が

寝袋だけで寝られるの💦?

マットとコットって両方必要💦?

といったキャンプ寝具の選び方です。

実は、快適なキャンプの夜を過ごすには「寝袋・マット・コット」は切り離せない三種の神器

この記事では、それぞれの違いや役割、季節やスタイルに応じた組み合わせ方をわかりやすく解説します。

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秋田で田舎暮らし30代夫婦
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夫SASA:GO OUTやYoutubeなどメディア掲載多数,シンプル&ブラックキャンパー

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寝袋・マット・コットはそれぞれ何のため?


寝袋(スリーピングバッグ)とは

寝袋
  • 保温性を確保するための寝具
  • 夏・春秋・冬用の3タイプがある
  • 中綿の種類(ダウン/化繊)で使い心地も大きく変わる

マット(スリーピングマット)とは

キャンプマット
  • 地面の冷気・硬さを遮断するためのクッション
  • クローズドセル・エアマット・インフレータブルの3種が主流
  • 寝袋の下に敷くのが基本

コットとは

キャンプコット
  • 地面から体を浮かせて寝る簡易ベッド
  • 地面の凹凸・虫・湿気を避けられる
  • ハイタイプとロータイプがある

キャンプ寝具の役割は“分担制”が基本

寝具アイテム主な役割必要性
寝袋保温・体温保持必須
マット冷気遮断・クッション性ほぼ必須
コット地面からの距離確保スタイル次第

組み合わせることで快適な睡眠環境が完成します。


初心者はどれから揃えるべき?

【STEP1】寝袋を選ぼう

  • 最優先キャンプする季節に合った「快適温度」を基準に選ぶ
  • 初心者には「春〜秋3シーズン用」の化繊モデルが無難
  • 冬キャンプでは快適温度-5℃以下のダウンシュラフがおすすめ
SASA
SASA

「快適温度=リラックスして寝られる温度」「限界温度=丸まってなんとか寝られる温度」なので、快適温度を基準にしましょう

AKI
AKI

初心者は必ず寝袋を用意しなくても、お家で使っている布団・ブランケットもあり♪

【STEP2】マットを用意しよう

  • 地面直置きの場合はマットが必須
  • 「クローズドセル+エアマット」のダブル使いで快適さUP
  • 断熱性能(R値)も要チェック

🧊 R値の目安と季節ごとの推奨値

R値の目安使用シーズン特徴
1.0〜2.0夏・温暖な季節地面の冷たさ対策としては不十分
2.0〜3.5春・秋軽量性と快適性のバランス型
3.5〜5.0冬キャンプ(冷え込み軽度)冷気をしっかり遮断
5.0以上厳冬期・雪中キャンプ極寒地でも対応できる断熱力

💡 R値(断熱指数)は数値が高いほど冷気を遮断。冬キャンプでは最低でも3.5以上を推奨

【STEP3】コットはあれば便利

  • 荷物に余裕があれば導入を検討
  • 冬場はコット+マットの組み合わせで冷気対策に有効

寝袋・マット・コットの違いと選び方のポイント

寝袋の種類と選び方

  • ダウン軽くて暖かい高価
  • 化繊安価でメンテが楽だが、冬などの寒い時期は保温性が劣る
  • 封筒型:ゆったり寝たい人向け、春〜秋向け
封筒型シュラフ
出典;snow peak
  • マミー型:保温性重視、冬キャンプに◎
マミー型シュラフ
出典;rococo

マットの種類と選び方

  • クローズドセル:安価で耐久性◎、断熱力あり
クローズドセルマット
出典;zerogram
  • エアマット:寝心地は抜群だが、パンクに注意。収納がコンパクトになるものが多い◎
エアマット
出典;LOST ARROW
  • インフレータブル:空気+ウレタンでバランス型。寝心地は良いかさばりやすく、収納がコンパクトにならないというデメリットも..
インフレータブルマット
出典;SABBATICAL

コットの種類と選び方

地面が濡れやすいサイト、寒い時期に特に活躍

ローコット:コンパクトで軽量、ソロ向き

ロウコット
出典;helinox

ハイコット:高さがあって立ち座りしやすい、ファミリー向き

ハイコット
出典;helinox

寝袋・マット・コットのおすすめ組み合わせ例

キャンプスタイル組み合わせ快適度
夏の軽装キャンプ寝袋(封筒型)+マット★★★☆☆
春秋の快適キャンプ寝袋(マミー型)+エアマット★★★★☆
冬キャンプ寝袋(冬用ダウン)+マット+コット★★★★★

よくある質問(FAQ)

Q. マットとコット、どっちが必要?

→ 予算と積載に余裕があれば両方使うと快適性が格段にアップ。どちらか一方なら地面に直敷きする前提でマットが優先

Q. コットにマットは必要?

→ コットの上は通気性がある分、寒く感じやすい。断熱目的でマット併用がおすすめ

Q. 寝袋だけでも寝られる?

→ 地面の冷気で体温が奪われるため、マットなしはNG。最低限でもマットは必須です。


まとめ|寝袋・マット・コットはセットで考えよう

キャンプで快適な睡眠を確保するには、「寝袋・マット・コット」は役割の違う3つの要素として、それぞれを理解したうえでの組み合わせが大切です。

まずは季節に合った寝袋、次にマット、余裕があればコット。順番に揃えることで、キャンプ泊がグッと快適になります。

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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