
こんにちは、SASA(Instagram/ YouTube)です。東北の豊かな自然の中でキャンプを楽しんでいます。
「ただ広いだけのキャンプ場なら、他にもある。けれど、ここには『津軽富士・岩木山』と『本物の温泉』がある。」
青森県弘前市、標高約400mの高原に位置するこの場所は、キャンパーの間で「青森のふもとっぱら」と呼ばれ愛されています。
遮るもののない広大な芝生サイト、そして何よりキャンプ料金を払えば滞在中何度でも入れる源泉掛け流しの温泉。
しかし、広大すぎるがゆえに、初めて訪れる際はこんな不安も抱きがちです。
今回は、岩木山の圧倒的なパワーを感じながら、心ゆくまで「余白の時間」を楽しめるこのキャンプ場の魅力を、実際に利用した経験をもとに徹底レビューします。
魅力ポイント
1. 圧巻のロケーション「岩木山」と「広大な芝生」

第1、第2サイトから仰ぎ見る岩木山は、言葉を失うほどの迫力です。整備の行き届いた芝生のフリーサイトならではの開放感があり、大型テントやこだわりのギアを自由にレイアウトできるのが最大の贅沢。

夕陽に照らされる岩木山は、利用者だけが拝める特権です。紅葉シーズンでは、岩木山が夕焼けに照らされると紅葉と相まって、赤富士のように赤岩木を見ることもできます。
椅子に座り、ただただ眺めて魅入る。岩木山に限った話ではありませんが、山の雄大な佇まいには不思議な魅力があります
2.充実の設備と温泉入り放題

併設された「嶽(だけ)温泉」と同じ硫黄泉が、滞在中は何度でも無料で利用可能です。
焚き火の煙で燻された体を、乳白色の濃厚な源泉で癒やす。このループが味わえるキャンプ場は、全国を探してもそうありません。
3 .圧倒的な滞在時間(最大31時間のロングステイ)
チェックイン9時、チェックアウト翌16時という、ゆとりある設定が魅力。
1泊でも2泊分楽しんだかのような満足感を得られ、設営・撤収に追われることなく、ゆっくりとコーヒーを淹れる時間を確保できます。
基本情報
※岩木山青少年スポーツセンターは冬季間もキャンプ場をオープンする日があります。キャンプサイトは第1〜3キャンプ場ではなく、パークゴルフ場の雪を圧雪した場所が会場となります。

冬キャンプ利用は事前予約制になっていますので、詳しくは岩木青少年スポーツセンター【HP】をチェックしてください。
岩木山青少年スポーツセンターはスポーツ施設でもあります。ハイシーズンにはスポーツチームの合宿が行われ、キャンプサイト周辺にあるグランドではしばしば試合も開催されています。

キャンプ場を選手達だけでなく、関係者や家族が利用することを覚えておきましょう!
アクセス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車 | ・弘前市から国道3号利用で約30分 ・鯵ヶ沢から国道3号利用で約30分 ・東北自動車道・大鰐IC 経由で約30分(アップルロード利用) |
| 最寄りの救急病院 | ・弘前大学医学部附属病院(車で約40分) |
| 最寄りのスーパー コンビニ | ・ローソン店・弘前国吉店(車で約20分) ・ファミリーマート・東目屋店(車で約20分) ・マックスバリュ・岩木店(車で約20分) |
※津軽市や五所川原方面から来る道路もありますが、岩木山の外周を半分回るため時間がかかります。
場内基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゴミ | 基本持ち帰り 管理棟内2Fにゴミ箱あり(分別) 炭・灰捨て場あり |
| ペット | OK リードで適切に管理 |
| 花火 | 禁止 |
| 焚き火 | OK 直火禁止 |
| シャワー | あり 管理棟内に温泉施設あり 利用時間:8:30〜22:00 ※11:00〜13:00は清掃のため利用不可 |
| ランドリー スペース | なし |
| 温泉 | 管理棟内に温泉あり |
| 電源 EV充電設備 | なし |
| WiFi | なし |
場内の温泉

- 管理棟内温泉(場内から徒歩5分程度、車なら1・2分)
利用時間:8:30〜22:00 ※11:00〜13:00は清掃のため利用不可
休館日:年中無休
料金: キャンプ場利用者 無料、大人480円、子供150円、未就学児70円
アメニティ:ドライヤー、リンスインシャンプー、ボディソープ
備考:貸出バスタオル100円、タオルセット200円(フェイスタオル、シャンプー、リンス、ボディーソープ、歯ブラシ)
予約・料金・チェックイン・アウト
予約、決済方法
| 方法 | |
|---|---|
| 予約 | 予約はできません。基本的にサイトは早い者勝ち。 ※GWなどの連休中やキャンプハイシーズンはかなり混雑しますので、注意しましょう。 |
| 決済 | 現金、銀行振込のみ。 ※銀行振込の場合は後日(手数料は利用者負担) |
料金、チェックイン・チェックアウト
| 料金プラン | 料金 | チェックイン・チェックアウト |
|---|---|---|
| キャンプ(宿泊) | 大人1,900円 小学〜高校生950円 未就学児(3歳以上)450円 | IN:8:30〜 OUT:〜16:00 |
| デイキャンプ(日帰り) | 大人500円 小学〜高校生380円 未就学児(3歳以上):340円 | IN:8:30〜 OUT:〜17:00 |
宿泊のチェックアウトはなんと16:00です。焦らずゆっくりと撤収できるのは嬉しいポイントです。

チェックアウトがゆったりできるのは嬉しいけど、次の日の利用者が場所が取れない可能性があるんだよなぁ..
受付方法

場内へ入り坂を下った先にスポーツセンターが見えてきます。スポーツセンター前と脇には、かなり大きな駐車場があります。
しかし、スポーツハイシーズンだと利用者の車で満車状態なんてこともあります。

管理棟はスポーツセンター内にあり、そこで受付を行います。


入り口を入るとテーブルがあり、そこでチェックイン用の記入用紙を記入し受付へ提出します。
説明を受け、支払いをし、キャンプ場の利用許可証を受け取り、場内へ移動します。

スポーツセンターと④パークゴルフ場の脇を通過し

②球技場の間の道路を進んでいきます。ここからサイト選びの開始です。
岩木青少年スポーツセンターは、第1〜3キャンプ場に分かれています。
場内サイト
サイトマップ


それでは第1キャンプ場から順に見ていきます!
第1キャンプ場
第1キャンプ場は、入場口から1番手前のサイトです。

入場してはじめに見えてくるサイト。このあたりから芝生の場所はどこにでも設営OKです。

サイトマップ上・第1サイト右端から炊事場方向(第1)を見た様子。写真はなるべく水平を撮って撮影したため、緩やかに傾斜があるのがお分かり頂けるかと思います。

先ほどのサイト付近から岩木山方向を見た様子。白い建物さえなければ…

サイトマップ上・第1サイト右端から建造物や第2多目的広場方向を見た様子。マップ場ではサイトはないことになっていますが、この辺りも設営が可能です。
ただ、第2多目的広場では時期によってはスポーツ活動などが行われているため、かなり騒がしく、人の往来も多い場合があります。

サイトマップ上・第2多目的広場前から炊事場(第1)方向を見た様子。

サイトマップ上・第1キャンプ場中央下の通路付近から、岩木山方向を見た様子。

サイトマップ上・第1キャンプ場中央から炊事場下あたりのサイトを見た様子。こちらのサイトもそれなりの斜度があります。

同じ位置から第2キャンプ場方向を見た様子。

第1キャンプ場の炊事場付近の様子。利便性重視でこの辺りは設営される方が多い印象です。

第1キャンプ場の炊事場炊事場から少し下あたりのサイトの様子。

もう少し下にも、少し林間要素のあるサイトがあります。

第2キャンプ場への通路から、第1キャンプ場方向を見た様子。
第1キャンプ場 トイレ




清掃はされていますが、おそらく場内で最も古いトイレだと思われます。大便器は和式のみです。
第1キャンプ場 炊事場




炭や灰は竈門に廃棄している方がほとんどです。
第2キャンプ場 おすすめ!
サイトマップでは芝生エリアだけに設営できるという印象も持ちますが、それ以外の場所にも設営することが可能です。

第1キャンプ場から、第2キャンプ場メインの芝生エリアを見た様子。かなり奥行きあり、かなりの数のテントを設営することができます。

写真では伝わりづらいですが、第1キャンプ場から赤マルの草むらあたりまで傾斜が続いています。
そのため、なるべくフラットで、かつ他のサイトが視界に入り込みづらい(ほとんどの人が傾斜で設営をさけるため)場所は、この付近になります。
実際に、ベテランキャンパーを含め、多くの方がこの辺りに設営しています。

少々、メインエリアから外れますが、第2キャンプ場メイン芝生エリアから、通路を挟んで左側にも設営可能な場所があります。傾斜はあります。
このあたりは設営される方が少ないため、静かにキャンプをしたい方や第2キャンプ場が満場の時に使用される方がいます。

第1キャンプ場から続く傾斜がなくなったあたりの通路から、第2キャンプ場全体を見渡した様子。まだまだ奥行があります。

この付近のサイトから岩木山を見た様子。

第2キャンプ場中ほどの位置からサイトマップ上・左奥を見た様子。サイトマップには書かれていない奥のサイトも見ていきます。
ちなみに、写真中央にある木は桜で、平地より1ヶ月ほど遅いタイミングで開花します。

桜の木付近のサイト。比較的フラットで利用しやすいですが、岩木山が見えづらいのが少々惜しいポイントです。


上写真の位置から、後ろを振り返った場所にも設営が可能です。

鬱蒼と樹々が茂っていますが、軍幕キャンパーなどは好んでここをかき分けて設営するとかしないとか…

マップには記載されていない、マップ上左側の先端付近のサイト。

設営時の様子。樹々の間から岩木山が少しのぞいています。

先端の左後ろ付近の林間にも設営される方が多いです。

マップ左サイトは、サイトマップ上まだ下に設営可能な場所があります。

左側に見えるのが第2キャンプ場の炊事場です。小川がありますが、木製の橋?がかかっており、渡れるようにはなっています。

マップ上さらに左下付近のサイト。

フラットな場所が多く、木陰を利用したい方、静かにキャンプをしたい方が好んで利用している印象です。

ここから第2キャンプ場メインのサイトに戻ります。中央よりやや後方付近から岩木山方向を見た様子。
第2キャンプ場は日差しを遮れる場所がほぼないため、左側の樹々の木陰がある付近に設営される方が多いです。

さらに後方から岩木山方向を見た様子。

第2キャンプ場・後方のサイトを通路側から見た様子。

炊事場前から第2キャンプ場・後方サイトを見た様子。奥に第1多目的広場が広がっていて、ここではよくサッカーの練習などが行われています。

同じ位置から、マップ上左下付近を見た様子。この辺りも広々としており、意外と設営される方が多い印象です。
第2キャンプ場 トイレ




古さは目立ちますが綺麗に清掃されています。第便器は洋式です。
第2キャンプ場 炊事場



炭・灰は竈門か、排気缶に捨てます。
第3キャンプ場
入場口から1番奥側のサイトです。

第3キャンプ場入口付近の様子。

第3キャンプ場はフラットな場所が少なく、入口周辺〜炊事場周辺・炊事場奥付近が比較的フラットです。

奥に見える東屋の横にフラット場所がありますが、設営が禁止されたいたような記憶もあり確認が必要です。

炊事場後ろのサイトの様子。

奥側から炊事場方向を見た様子。

奥の東屋方向を見た様子。東屋手前はかなりの傾斜があります。

東屋付近の様子。東屋の左手前あたりがフラットです。

第3キャンプ場・中央奥のみた様子。実はこの先にも通路が続いており、坂を登った先に開けて設営可能な場所が2ヶ所ほどあります。ただし、かなり野営感があるので玄人好みのサイトだと思います。

第3キャンプ場・マップ上先端付近の様子。整備はされていますが、フラットな場所はほとんどないです。


第3キャンプ場先端から、球技場方向へ抜けられます。しかし、それなりに距離があり、夜間の使用はとても怖いです…
第3キャンプ場 トイレ




古さは目立ちますが綺麗に清掃されています。第便器は洋式です。
第3キャンプ場 炊事場

場内設備
管理棟(温泉・製氷機・自販機・薪販売)
温泉

浴槽関連の施設は少々古さはありますが、乳白色の温泉の泉質は間違いないです。入浴料はキャンプ料金に含まれているため何度でも入浴可能です。
ドライヤーも2台は設置してあります。
脱衣所・洗い場ともに広いため、スポーツの団体さんと時間がかぶらなければ、混み合い利用できないということはないです。

団体利用がある場合は施設職員さんが今日〜時は避けたほうがいいよ!と受付時に教えてくれます!
製氷機


スポーツ施設という性質もあり、管理棟には製氷機が置かれていて、氷の残量を気にしなくても良いのが地味に嬉しいポイントです。
利用者全員で使用するため、利用の際は受付に一声かけてから、使う分だけ使用するようにしましょう。
自販機

飲料だけなく、サーティーワンアイスクリームもあります。お風呂上がりに食べたくなってしまいます・・。受付ではアルコール類の販売もあるようです。
薪販売

数に限りがありますが、針葉樹薪と紅葉樹薪の束で販売されています(600円)。その他にも木炭や着火剤(着火用薪)の販売もあります。
まとめ

岩木青少年スポーツセンターでのキャンプは、広大なフリーサイトから津軽富士・岩木山を目の前に見ながらキャンプできる青森のふもとっぱらとも言える贅沢なキャンプ場です。
確かに、最新の高規格キャンプ場のような「至れり尽くせり」な設備はありません。トイレが古かったり、サイトの傾斜に頭を悩ませたりすることもあるでしょう。しかし、そんな小さな不便さを補って余りあるのが、「自然の懐に抱かれる感覚」です。
目の前にそびえ立つ岩木山の輪郭が、夕暮れとともに刻一刻と変化していく様子。そして、体の芯まで熱を届けてくれる極上の温泉。
ここでは、過剰なサービスを削ぎ落としたからこそ際立つ、自然との対話を楽しむことができます。そんな価値観を肌で感じたいキャンパーにとって、ここは何度でも帰ってきたくなる、唯一無二のキャンプ場と言えるはずです。
もしあなたが、日々の喧騒をリセットし、ただ「山と温泉と自分」に向き合う時間を求めているなら、迷わず岩木山の麓へ向かってください。そこには、他では決して味わえない至福の週末が待っています。
▼ 記事に登場したテント
▼ 我が家の趣味、絶景キャンプ旅とそれを支える道具たちの記事はこちら
▼ 趣味も将来も諦めない!我が家の家計管理・資産運用はこちら
周辺施設・観光情報
・桜林茶寮:キャンプ場の徒歩圏内にある人気のカフェ。季節のパフェなどが味わえる。おすすめ!
※予約なしでも入れますが、混雑するため予約推奨します。
・JAつがる弘前・四季彩館:地元の食材や特産品を購入することができる。
・直売所「野市里(のいちご)」:レストランも併設されており、りんごカレーや嶽きみソフトなどが食べられます。
・獄きみ:岩木山の麓では、嶽高原で栽培・収穫される「嶽きみ」と呼ばれるブランドとうもろこしが有名です(きみ=津軽弁でとうもろこしのこと)。圧倒的な甘さが売りで、糖度が18度以上でメロンなどの果実並み。8月下旬から9月上旬になると、キャンプ場に至る道中で農園の直売所が所々にあります。タイミングが合えば、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?おすすめ!

・桜林公園キャンプ場:お花見キャンプができる地元で人気の無料キャンプ場。
・岩木山神社:岩木山を神体とする神社、開運福の神として信仰。地元の参拝客も多く、桜がとても綺麗です。
・津軽国定公園 獄温泉:岩木山麓の湯治場と知られる。酸性泉で殺菌力や美容効果が高いと言われています。
・アソベの森・いわき荘:露天風呂・サウナありで、日帰り入浴可能です。おすすめ!
日帰り入浴→7:00~14:00(最終受付13:00)、18:00〜21:00(最終受付20:00)
料金→大人700円、小人400円、幼児無料
・津軽岩木スカイライン:岩木山の8号目までいくことができる。8号目からは山頂までは1時間ほどで登頂可能で、山頂は360度の大展望景色を見ることができます。
・弘前りんご公園:りんごにこだわった商品が並ぶお土産コーナーや軽食・喫茶コーナーあり。シードルを醸造する工房「kimori」など、みどころ満載です。
・弘前場公園:日本3大・桜の名所。もう説明不要です、一見の価値あり。おすすめ!
※弘前さくらまつり【HP】シーズンは激混み、注意!
青森の他のキャンプ場もチェック!
岩木青少年スポーツセンター以外にも、青森県内には魅力的なキャンプ場がたくさんあります。
ぜひチェックしてください!
▼ 青森県のキャンプ場「超」詳細レビューはこちら







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