【北海道・モラップキャンプ場】写真付きでレビュー|支笏湖の絶景と星空を満喫!予約から施設情報まで徹底解説!

モラップキャンプ場

はじめに|北海道・モラップキャンプ場はどんなところ?

北海道千歳市にある「モラップキャンプ場」は、北海道支笏湖の湖畔に位置する人気のキャンプ場です。

モーラップ(モラップ)はアイヌ語で、小さな・低いもの、小さな・坂、緩やかな翼、小石浜、小さな・降りる道のある所など諸説あるようです。

GWなどの連休や夏季、お盆などのハイシーズンは涼を求めて、道内だけなく本州からも多くの方が利用します。

場内には広々としたサイトがあり、開放的にキャンプをすることが出来ます。透明度の高い湖と周囲の雄大な自然が魅力で、水遊びやカヌー、SUPなどのアクティビティも楽しめます

「今年の夏は北海道でキャンプがしたいな💦」

「支笏湖の畔で、湖の絶景を眺めながらキャンプできる場所ってある💦?」

「夜は満点の星空が見たいけど、子連れでも楽しめる高規格なキャンプ場がいいな💦」

「どんな所なの💦?おすすめのサイトは💦?」

など、気になっている方も多いと思います。

支笏湖(しこつこ)畔に広がるモラップキャンプ場は、支笏湖の絶景と、夜空いっぱいに広がる満点の星空が最大の魅力。道内でも有数の人気を誇るこのキャンプ場で、SASA家が実際に体験した湖畔キャンプの魅力を余すことなくお伝えします。

この記事を読めば、モラップキャンプ場の魅力から、気になる料金予約方法施設情報など、あなたの疑問がすべて解決するはず。最後まで読んで頂けると嬉しいです。

lessismore-blog

秋田で田舎暮らしをしている30代夫婦

夫SASA
キャンプ歴10年以上,シンプル&ブラックキャンパー
雑誌GO OUTやYoutube,TVなどメディア出演多数

妻AKI
愛車タンドラとコーヒー,焚き火が大好き

絶景キャンプ旅と暮らしの「経験」を発信中
Less Is More (より少なく、しかし良く)を大切に,日々を暮らす

lessismore-blogをフォローする

Sponsored Links

支笏湖・モラップキャンプ場


基本情報

連絡先
 0123-25-2201(支笏湖ビジターセンター)

・公式サイト
 休暇村支笏湖【公式】

開場期間
 例年4月下旬〜10月中旬
 2025年シーズン 4月26日〜10月31日まで開場予定
 冬キャンプ なし


アクセス


 札幌から約1時間半(453号線を利用、または道央道千歳ICより40分)
 新千歳空港から約40分(16号線→453号線利用)
 苫小牧から40分(276号線→453号線利用)

公共交通機関
 なし

最寄りの救急病院
 苫小牧市立病院(車で約25分)
 千歳市立病院(車で約40分)

最寄りのスーパー、コンビニ
 なし

国立公園という性質上、周囲には緊急時に利用できる病院や商業施設はありません。買い出しなどの所用は苫小牧市内や札幌市内など、キャンプ場に向かう前に済ませておくのが無難と思われます。


魅力ポイント

目の前に広がる支笏湖の絶景

モラップブルーモーメント

モラップキャンプ場の最大の魅力は、支笏湖と山々が織りなす壮大な景観だと思います。写真は9月末に訪れた際のブルーモーメントに撮れた1枚です。

キャンプサイトの目の前に広がる支笏湖の透明度は日本屈指で、「支笏湖ブルー」とも称されます。天候や時間帯によってブルーやエメラルドグリーンの彩の変化を楽しむことができます。

対岸の正面に恵庭岳、左手に風不死岳を望むことができ、支笏湖と相まって開放感が抜群です。昼、夕、夜、朝と表情を変える支笏湖と山々の景色はずっと眺めていられます。

夕陽がほぼ正面に沈んでいくため、何もせず、ただ移ろいゆく景色を眺めて過ごす時間は本当に贅沢です。


広々とした湖畔サイト

モラップキャンプ場の魅力は、なんといっても支笏湖の湖畔に直接テントを張れること。朝目覚めると目の前に広がる支笏湖の湖面は、まさに絶景です。

モラップサイト5

駐車場・通路以外のスペースであればどこに設営してもOKです。スタイルに合わせてサイトを選ぶことが出来ます。


夜の満天の星空

モラップ星空

商業施設や街の明かりから離れているため、夜になると満点の星空を魅えます。

うっすらとですが、肉眼で天の川を魅ることもできます。


場内設備

ゴミ
 持ち帰り(可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ゴミ)
 生ゴミのみ回収(PM16:00まで)

ペット
 条件付きで可
 吠えない、リード着用、しつけが良いなど

花火
 OK
 手持ちのみ

遊泳
 禁止、水遊び程度は可
 SUP、カヌーOK

焚き火
 OK
 直火禁止

お風呂、シャワー、ランドリースペース
 なし
 周辺の施設を利用
 支笏湖温泉|休暇村支笏湖 ~15:00(最終受付14:30) 車で10分程度

EV充電設備
 有り(有料)※対応車種のみ


予約・料金・チェックイン・アウト

◾️予約方法
休暇村支笏湖【公式】からネットにて事前予約

◾️決済方法
クレジットカードの事前決済のみ

日帰りデイキャンプ
 大人1名 1,000円 小学生  500円 幼児(4~6歳)  350円 幼児(0~3歳)  0円
 予約受付締め切り 当日12:00まで
 ※繁忙期(GW、お盆など)は日帰り利用の受付不可

 チェックイン/9:00 チェックアウト/16:00

宿泊キャンプ宿泊 テント持込 フリーサイト
 大人1名 1,300円 小学生  700円 幼児(4~6歳)  500円 幼児(0~3歳)  0円
 予約受付締め切り 当日12:00まで
 課金形態:日ごとにサイト利用料✖️人数分

 チェックイン/13:00~18:00 チェックアウト/AM〜11:00まで

宿泊キャンプ宿泊 テント持込 ユニバーサルサイト(オートサイト)
 サイト利用料 1,000円 に以下を加算方式
 大人1名 1,300円 小学生  700円 幼児(4~6歳)  500円 幼児(0~3歳)  0円
 予約受付締め切り 当日12:00まで
 課金形態:日ごとにサイト利用料✖️人数分

 チェックイン/13:00~18:00 チェックアウト/AM〜11:00まで

◾️キャンセル料
 無断不泊:宿泊料金の50%
 0日前:宿泊料金の50%
 1〜3日前:宿泊料金の20%

※宿泊後のデイキャン延長は基本的には受け付けていませんが、空きがあれば対応してくれることもあるそうです。


アーリーチェックイン

休暇村支笏湖【公式】から予約の際にオプションで選択可能です。予約フォームのSTEP2・予約内容の入力ページ下部に、下図のようなプラン選択箇所があります。

通常のチェックインは13:00〜ですが、11:00〜からチェックインが可能となります。1日限定40組です。選択できない場合は満員となっている可能性があります。

モラップ・アーリーチェックイン

受付方法

モラップ入り口と管理棟

進むと入り口の看板が見えてきます。左奥に見えるのが管理棟で、管理棟前には駐車スペースがあります。

受付し、受付カードをもらいます。チェックイン時間までは場内へは入場できないので注意しましょう(チェックイン前の徒歩での下見はOKでした)。

モラップサイト入り口

受付棟の右に進むと、駐車場とキャンプサイトがあります。


場内サイト


サイトマップ

モラップキャンプ場マップ
出典;支笏湖休暇村【公式】

湖畔フリーサイト おすすめ!

基本的に好きな場所にサイトを設営できます。サイトはほとんどが砂利と砂です(砂利多め)。テントやタープ設営の際は風で抜けないように、砂用あるいは長めのペグの使用をおすすめします。

モラップサイト5

支笏湖と山々が織りなす壮大な景観を存分に楽しむためには、視界を遮られない湖畔寄りがおすすめです。難点は湖畔に近づくほど傾斜があり、駐車場に近いほど平らなところが多いことです。

あえて駐車場に近い場所に設営し、セミオートキャンプを楽しむ選択肢もありだと思います。モラップキャンプ場のサイトは三日月様の形をしています。

管理棟に近いほどサイトが広く、駐車場から湖畔までが遠いです。逆に管理棟から遠いほどサイトが狭まり、駐車場から湖畔まで距離が近いです。

モラップキャンプ場・サイト1

SASA家としては景観も良く、プライベート感や利便性も取りたいとなると、サイト内にある和式トイレ棟あたりから奥側のサイトがおすすめだと考えています。

上写真はサイト側の駐車場の一番奥から撮影しました。SASA家は白いテントの左の離れた場所に設営しました。

モラップカケス橋

駐車場をさらに進んだところにあるカケス橋の奥にも設営することができます。難点は遠いところです。 

モラップサイト2

ヨガのイベントがあるようで、テントが常設してありました。

モラップサイト3

なんと最奥に設営されている方もいました。

モラップサイト4

最奥サイトの景観は圧巻。支笏湖と風不死岳が一望できます。プライベート感と景観を堪能したい方にはアリかも。


ユニバーサルサイト(オートサイト)

区画のサイトです。湖畔や施設のアクセスが良いのが特徴で、支笏湖の景色も望むことが出来ます。人工物が多いので、写真映えはあまりしなさそうです。

モラップ売店(左)、常設テント(右)

入場すると受付棟手前の左手に見えてくるユニバーサルサイト(オートサイト)。左奥で屋根が見えている建物ボート乗り場で、貸しボートなどはここにあります。

モラップ・ユニバーサルサイト
出典;あさってキャンプ

場内設備

キャンプ場ではキャンプ用品のレンタルが可能で、5人用の常設テントを利用できるプラン(食材付き、食材なし)もあります。


売店

場内には売店(HOO HOO)があり、最低限の備品や食料を購入することはできます。飲料は設置されている自販機でも購入できます。

売店で釣具をレンタルし遊漁券を購入すると、ヒメマス釣りを楽しむこともできるようです(6月1日から8月まで)。この時期は早朝から漁船が出ており、キャンプ場横から音がするので注意が必要です。

カヌーやボート(アヒルさん、エンジン・バッテリー付き)もレンタルできます。

モラップ・売店
出典;あさってキャンプ

トイレ

モラップWC旧

奥側の駐車場から管理棟に向いて撮った写真です。駐車場に面して和式トイレ棟(右手前の建物)、炊事等が並んでいます。

写真には写っていませんが、車の通行スペースを挟んで左側にも駐車場とトイレがあります。トイレは綺麗に掃除がされていました。

サイトに面している駐車場はかなりの台数が停められます。SASA家が利用した際にはキャンピングカーで車中泊されている方もいました

モラップWC新

サイトマップには載っていませんが、駐車場を挟んでサイトに面していない側の新しい洋式トイレ。こちらでは多目的トイレも使用できます。


炊事場

モラップ炊事棟1

炊事場はサイトに3箇所あります。お湯は出ません。足洗いなどに使用できるホースが設置してあります。


灰捨て場

モラップ炊事棟2

灰捨て場は炊事等横(駐車場側)にあります。


リヤカー

モラップリヤカー

場内にはリヤカーが設置してあり、駐車場とサイト間の荷物を運ぶのに利用できます。

台数が多いわけではないので混雑時には争奪戦になるかも・・使い終わったら早めに元の場所に戻してあげてください。


終わりに|モラップキャンプ場は「北海道らしさ」を凝縮した最高のキャンプ場

モラップ夕陽

支笏湖と山々が織りなす壮大な景観を眺めながら、何もせず過ごした時間は本当に贅沢でした

できることなら毎年行きたい..。

事前予約制ではありますが、リーズナブルに北海道の大自然を堪能できる高規格なキャンプ場です。北海道に訪れた際は是非、利用してみてください!

本記事は随時アップデートしていきます。今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

また、東北の絶景キャンプ場や使用ギアなどについて、主にブログ・Instagram・Xで情報を発信しています。フォロー・シェアして頂けたら励みになります


周辺施設・観光情報


ポロピナイ展望台展望台:支笏湖や樽前山、風不死岳、恵庭岳が一望できる。

丸駒温泉:支笏湖が一望できる露天風呂が最高。
 ※サウナも充実し、整いはスペースも露天風呂にあり。温泉好きには超がつくほどおすすめできる。

美笛キャンプ場:同じ支笏湖畔にある絶景キャンプ場。平日でも早朝から並びます。

マルトマ食堂(車で30分):メディアも多数取材!名物ホッキカレー。
 ※かなりボリューミーなので注意!平日の早朝でも並ぶと思われます。


北海道の他のキャンプ場もチェック!

支笏湖・モラップ場以外にも、北海道内には魅力的なキャンプ場がたくさんあります。

以下の記事もぜひ参考にしてみてください!