この記事では、秋田県にかほ市の飛くずれキャンプ場について、使用感や利便性、魅力などsasa家の独自目線で解説していきます。実際に使用し感じた点など記事にしましたので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
飛くずれキャンプ場
秋田県にかほ市の日本海沿いに位置する飛くずれキャンプ場。日本海東北自動車道の金浦ICが近いため、アクセスは比較的良いです。キャンプ場から5分圏内にマックスバリュやコンビニLAWSONがあります。周辺にクリニックはありますが、救急がある大きな医療機関は車で30分超かかります(由利組合総合病院HP)。
周辺は観光地で、キャンプ場から少し足を伸ばすと、白瀬南極探検隊記念館や道の駅ねむの丘があります。ねむの丘は地元の特産品を取り扱っており、フードコートでは地元のB級グルメや、季節によっては旬な岩ガキを味わうことができるのでおすすめです。
温泉施設や飲食店も豊富で、道の駅ねむの丘の施設内に日本海と夕陽を見るができる展望温泉があり、近場には温泉保養センターはまなすがあります。飲食店は、焼き鳥カネトミやベーカリー&ビストロCRUSTが近いです(2024年8月現在)。
魅力ポイント
飛びくずれキャンプ場の、小高いサイトから見渡すことできる日本海と夕陽の織りなす景観は絶景です。視界を遮るものが一切なく、存分に景観に魅入ることが出来ます。上述しましたが、観光地に近いためキャンプ前後の楽しみがある点も魅力の一つです。
設備
管理棟はなく、駐車場にトイレがあります。無料ですが、市の管理施設なので、トイレは定期的に清掃されています。水洗タイプでウォッシュレットはありません。炊事場(屋根なし)は駐車場からサイト入り口に至る坂の途中にあります。公式では施設利用は4月〜11月末までの利用となっており、冬場は使えません。
ゴミや灰を捨てる場所はないため、ゴミは持ち帰り、自然を大切にしながら気持ちよくキャンプを楽しむことを心がけましょう。
予約
無料で利用できますが、予約が必要です。にかほ市HPに載っているQRコードか、下記へ電話連絡をしましょう。
平日 0184-43-3230(観光課)
土日・祝日 0184-43-3200(日直室)
チェックイン・チェックアウト時間はなく、自由に出入りできます。
場内サイト
キャンプ場は、丘の頂上をくり抜いたようなサイトになっています。小高い丘や防風林に囲まれており、ちょっとした隠れ家感を感じさせてくれるキャンプ場です。写真は海に面した丘の上から、サイトのほぼ全体を撮影したものです。右側がサイトへの入り口となっています。車などの車両は乗り入れ出来ません。
サイトは全て天然芝で綺麗に刈り込みされており、ほぼ平らです。上の写真のように木などはなく、日差しを遮るものは一切ありません。日差しの強いシーズンはタープやリビングを作れるテントが必須です。ペット連れもOKなため、愛犬と一緒にキャンプを楽しむことも出来ます。
サイト入り口付近から駐車場を撮影した写真です。防波堤は高さがあり、その後ろは崖になっているため海水浴を楽しむことはできません。サイト入り口から下の駐車場までは50mほどの坂道になっています。荷物の運搬はこの坂を何度か登り降りしなければならず、地味に疲れます。なるべくコンパクトな道具を選ぶか、荷物をまとめて運搬できるキャリーワゴンの使用をおすすめします。
絶景を魅るために重要なこと
自身のサイトから日本海と夕陽の織りなす絶景を魅るために重要なことは、場所取りです。誰にも視界を遮られることなく海と夕陽の景色を楽しむためには、登ってきた入り口からすぐ右(サイト側からだと入り口の左側)の一番手前に陣取ることが重要です。サイトの奥側に陣取ると、後から入ってきた人が手前に設営し、視界が遮られてしまうことが多いです。
海はサイト内であれば見ることはできます。飛くずれキャンプ場では、夕陽が日本海側に面した小高い丘の裏側に沈んでいきます。夕陽が沈む水平線を最後まで見るためには、上記の場所取りが重要です。サイトにこだわらなければ、丘の上から水平線に夕陽が沈むのを魅入るのも良いでしょう。
終わりに
飛くずれキャンプ場は、綺麗な日本海と夕陽を見ながら過ごすことができる隠れ家のような場所です。設備は十分に揃っているとは言えませんが、周辺施設が充実しているため初心者からベテランキャンパーまで、誰でも楽しむことが出来ます。無料で利用でき、周辺で観光も楽しむことができるので、思い出を作りにぜひ飛くずれキャンプ場を訪れてみてはいかがでしょうか?
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