【初心者のキャンプ始め方ガイド】 必要なキャンプ道具だけでなく、魅力や楽しみ方も解説 まずはじめてみよう!

キャンプレイアウト例

はじめまして!sasa夫婦(@sasabito)といいます。キャンプを本格的に初めて5年目になりました。嬉しいことに、YoutubeやGOOUTなど、メディアで取り上げて頂くことも増えて来ました(掲載メディア)。

キャンプを通じて、交友関係が広がり、暮らしも大きく変わったと実感しています。一人や家族で楽しむのも良し、同じ趣味の気の合う仲間たちと過ごすのも良し。こんなに素晴らしい趣味はなかなかないと思っています。

私たちの友人や知人、その家族でキャンプやってみたい!興味ある!という方もたくさんいますが、

・どうやって始めたらいいの?
・最初に必要なモノやキャンプ用品って何?
・キャンプで何するの?

と、さまざまな悩みや意見があります。

こちらの記事ではこれからキャンプデビューをしたい方に向けに、揃えるものだけでなく、その魅力や楽しみ方を1から解説していきたいと思います。こちらの記事を読んでキャンプを始める方が少しでも増えてくれると嬉しいです。


キャンプの魅力


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コロナ渦で蜜を避けて楽しめるということもあり、一気にブームとなったキャンプ。さらにアニメ・ゆるキャンやキャンプ系youtuberなどのソーシャルメディアの影響もありブームは加速し、今では一つの文化になったと思っています。

キャンプの魅力は人それぞれですが、外に出て自然の中で非日常的な時間を過ごせることは共通であり、最大の魅力だと思っています。

お日様の光を浴びる、草木のゆらめきや肌で風を感じる
海や湖の波の満ち引きや川のせせらぎ、鳥の鳴き声
朝焼けや夕焼け、星空などの自然が織りなす絶景に魅入る
朝の澄んだ空気や焚き火の匂い
好きなごはんやお酒を存分に味わう

など、五感の全てで楽しむことができ、日々のことを忘れ、心のリフレッシュになります。キャンプをやったことがない人ほど自然の中で過ごすことに魅了され、ハマってしまう人が多いです。誰にも邪魔をされずに何もしないという贅沢な時間を過ごすこともでき、何かに没頭することもできます

キャンプは自分だけで楽しむこともできますが、同じ趣味の人たちと交流することもできます。キャンプがきっかけで職場以外で関わることがないような人達と交友関係が持てることも、キャンプの魅力の一つだと思います。

人によっては旅や観光の拠点としてキャンプをする方もいます。旅行で毎回宿泊だと宿代も馬鹿になりません。設営の手間はありますがキャンプ場によってはホテル泊よりかなり安く泊まることができ、観光地へアクセスが良い場合もあります。宿泊施設では味わうことが出来ない景観やジオラマを眺めながら、その土地ならでは食材を楽しむことができるのも魅力の一つです。


キャンプに触れてみよう!


キャンプの魅力は自分自身で開拓していくこともでき、語り尽くせないほどたくさんあります。ここまで読んで頂いた方の中には「早くキャンプをやってみたい!」という気持ちになった方もいるのではないでしょうか?

さっそく行動に移していきたいところですが、「道具は何を揃えたらいいかわからないし、予算は?」「最低限、覚えてないといけないことってある?」と不安になる方もいると思います。百聞は一見に如かず、まずは手軽にキャンプを体験してみるのがおすすめです。

方法としては、

1.キャンプ経験のある友人・知人のお世話になる
2.コテージ泊やグランピングからはじめてみる
3.レンタルサービスを使ってみる


などがあります。

1.キャンプ経験のある友人・知人のお世話になる

おんぶに抱っこでキャンプ経験のある方に連れて行ってもらうと良いでしょう。スケジュールを立て、事前に用意する最低限のものを教えてもらえます。テントやイスなど必要なものを貸して貰えることもあると思います。チェックインから場所選びや設営の流れ。キャンプのマナーや楽しみ方、火おこし・後片付けの仕方などを教えてくれるはずです。一人は不安でも誰かとなら..それがベテランの方なら安心して体験することが出来ます。

2.コテージ泊やグランピングからはじめてみる

普通にキャンプをするより割高なことが多いですが、複数人数で使用するとコスパ良くアウトドアを体験することが出来ます。設営の手間がなく、ほぼ手ぶらでいくことも可能で、調理器具や寝具などたいていのものが揃えてあります。オプションで食材を用意してくれる施設もあリます。備品やオプション一覧は公式HPに書かれていることが多いので、足りないものがあれば持っていく程度で済みます。クーラーを使用できるところも多いので、夏でも快適に過ごせすことが出来ます。施設によっては暖房や薪ストーブを備えているところもあるので冬でも楽しめます。

3.レンタルサービスを使ってみる

キャンプを今後、趣味していけるのか不安な方はレンタルサービスを使用して、一度体験してみるのも手です。テント・タープやテーブルなど、キャンプをする上で必要なものはたいてい借りられるので、足りないものを家から持っていくだけでキャンプを始めることが出来ます。レンタルサービスはオンラインで予約すると自宅へ届けてくれるものや、キャンプ場が独自で貸し出ししているところもあります。


キャンプ道具をそろえる


キャンプを体験できたら、自分のキャンプ道具を揃えて、いよいよデビューです!キャンプを始めるにあたって必要なものはそれなりにあります。キャンプ道具は様々な価格帯があり、欲しいものをどんどん買っていくと結構な出費になります。以下に最低限必要なものと、おすすめのものを一覧にしてみました。

【リビング系】

  • テント(+グランドシート、フロアシート)
  • ペグ、ハンマー(キャンプ場に落ちている石を使う、手足の力で差し込むでなんとかなる場合も)
  • 断熱マット、インフレータブルマット or コット
  • 寝具(寝袋、自宅で使っている毛布・ブランケット、枕など)
  • テーブル
  • チェア
  • ランタン

【調理系】

  • クーラーボックス
  • 食料、飲み物、調味料
  • コップ、タンブラーなど
  • クッカーやメスティン(自宅で使用しているフライパンや鍋でもOK)
  • ガスバーナー、カセットコンロ、ガスライターなど
  • 皿類(使い捨てのもの、シェラカップなど)
  • カトラリー系(トング、箸、スプーン、フォーク、おたまなど)
  • ペーパー類(キッチンペーパー、ウェットティッシュなど)
  • ゴミ袋、トラッシュケース

【その他】

  • お泊まりセット(着替え、アメニティ)
  • 虫除けスプレー、蚊取り線香、痒み止め
  • 救急セット

【おすすめ】

  • タープ・タープポール
  • ラック、棚
  • 焚き火道具一式(焚火台、焚き火シート、薪、着火剤、火バサミ、火吹き棒、耐熱グローブ)
  • ポータブル電源、モバイルバッテリー
  • ポータブル扇風機(暑い季節)、ストーブ(寒い季節)

おおよそこれらの道具を揃えれば、キャンプを始めることが出来ます。チェックリストを参考にキャンプを始めてみましょう!実際にキャンプに行き、回数を重ねることで必要なものがあれば買い足していき、不必要だったものは減らしていくようにすると良いでしょう。上級者ほど道具を少なくし、設営や撤収に手間をかけないようにしてます。

ブラックギア

キャンプに興味を持った方は、周囲の知人・友人がキャンプに誘ってくれた場合や、Instagramやyoutubeでスタイリッシュなキャンプを見たのがきっかけの場合もあるでしょう。今では老舗のキャンプ道具メーカーだけではなく、ガレージブランドと呼ばれる小規模ブランドからも、今までにはなかったオシャレでかっこいいキャンプ道具が登場し、選択肢がたくさんあります。好きな道具やレイアウトで自分だけの空間を作って過ごすことができ、ちょっとした自己表現にもなります。

様々なスタイルのキャンパーさんがいますので、キャンプ雑誌やSNSなどをチェックしたり、直接質問してみるのも良いです。道具選びは調べたり、悩んでいる時間から楽しいです。自分な好きなものを揃えて、自分だけのサイトを作り上げていきましょう!


キャンプを体験してみよう!


道具を一通りそろえたら、いよいよキャンプデビューです。いきなり一泊のキャンプでも良いですが、初心者の方はイメージ通りにいかず、何かと準備に時間がかかったりする場合もあります。自宅の庭や近場でできるデイキャンプや、設営の手間を省ける車中泊・オートキャンプあたりから始めるのがおすすめです。

sasa家も最初はオートサイトで車中泊から始めました。今でも車中泊キャンプが一番だと思っていますが、暑い時期・寒い時期は車中は厳しいです。季節によってはやはりテントやタープが必要です。

デイキャンプ

庭キャン

泊まりがないデイキャンプであれば、寝床や寝具の準備が不要です。道具を全て揃えなくても始めることが出来ます。食事の回数も少なく、準備の手間がかかりません。場所も自宅の庭や近所の河川敷、公園でできる場合もあるため、移動距離も少なく手軽に始められます。

車中泊

サーフ車中泊

中で人が横になれるだけの居住性、座席を倒してマットを敷くことができるなど、十分にスペースを確保できる車が必要になります。車中泊の場合、テントを設営する手間がありません。サイトに車を横付けできると、荷物の積み下ろしがとても楽で設営・撤収の時短にもなります。

いきなり外で寝るのはちょっと怖くても、車の中であれば安心して眠ることが出来ます。初心者だけでなく、経験者にもおすすめのスタイルです。

テント泊

タープ&テント泊

デイキャンプや車中泊からスタートしてみるのをおすすめしていますが、最初からテント泊に挑戦するのもありだと思います。車中泊と同様に、車などの横付けできるキャンプ場やキャンプサイトから始めてみるのをおすすめします。やはり、設営撤収が楽ですし、大雨や強風などの急激な天候の変化があっても最悪、車中に避難することが出来ます。

テント泊は海や湖の波の満ち引きや川のせせらぎに耳をすませたり、鳥・虫の鳴き声を聴きながら眠る。あるいは、テントの入り口をメッシュにしたり、思い切って解放して自然の景色に魅入りながら眠りにつくこともできます。普段の生活ではなかなかできない経験が出来ます。


キャンプの楽しみ方


結論からいうと、キャンプの楽しみ方に正解はありません。ひたすら料理やつまみを作ってお酒を飲んで楽しむ方もいますし、友人や知人とわいわいするのを楽しむ方、普段は違う環境で動画やアニメ鑑賞をする方など様々です。季節によって、楽しみ方を変えることも出来ます。ここでは参考程度にsasa家のキャンプの楽しみ方を紹介したいと思います。

悪tega.jpg

sasa家は大好きなジンやレモンサワー、コーヒーを飲みながら美しい景観を眺めたり、焚き火や空の星空を眺めるなど、ほとんど何もせずに過ごす時間が好きです。

coffee tools

それだけで十分楽しいですが、気になっていた本を読んだり、趣味である一眼カメラを組み合わせて風景やお気に入りの道具を撮ったり、豆を挽いてドリップコーヒーを淹れてみたり、たまにちょっと手の込んだ料理をしたりと色々楽しんでいます。

キャンプの楽しみ方に正解はなく、他人に迷惑をかけなければ楽しんだもん勝ちです。自分なりのキャンプの楽しみ方を開拓していきましょう!


終わりに


今回はキャンプを始めたい!興味があるけど何から始めたら良いかわからないという初心者の方向けに1から解説してみました。こちらの記事だけではまだまだ伝えきれないことが多く、マナーや注意点、おすすめキャンプ道具、キャンプ場など随時記事を書いていく予定です。興味があれば、是非一度読んで頂けると嬉しいです。

まずはやってみる!これに尽きると思います。

どこかのキャンプ場でお会いする機会があれば、是非声をかけてください!キャンプ、一緒に楽しみましょう!今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。主にInstagramでも情報を発信していますので、フォロー頂けたら励みになります。よろしくお願いいたします。


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